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6.ハウス栽培技術

(1)ハウス栽培導入の背景

 島根県では,3月下旬〜4月中下旬の発芽・展葉期の晩霜や5月上中旬の南西の強い季節風にしばしばみまわれる。これらにより,個葉面積が大きく破れやすい‘西条’は,被害を受けやすい。また,‘西条’は果面が黒く変色する汚れ果の発生が著しく多く,高等級果の割合が他品種と比較し低いのが問題である。
一方,‘西条’の出荷期は10月中〜下旬に集中するため,多大な労力を要し,価格の維持が難しい。そこで,出荷期間の延長による労力分散と高単価の維持,さらに高品質果の連年安定多収を目的として,ハウス栽培が一部の地域で導入され成果をあげている。

 

ハウス栽培の様子



お問い合わせ先

農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380
 nougi@pref.shimane.lg.jp
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