少子高齢化の進行により介護を必要とする人の数が増加しているほか、働き方の多様化に従い定年退職を迎えた後も働き続けている人が増えていることから、労働者が介護に直面する事例が増加しています。

島根県では、H29年からR4年の5年間に、介護等を理由に離職した人が約2,900人おり（R4就業構造基本調査、出産・育児を理由とする離職者約2,500人よりも多い）、介護離職は労働力確保の点で大きな課題となっているといえます。また、労働者側にとっても介護による離職は長期的には経済的・精神的に大きな負担がかかる場合や介護後の再就職が困難となるケースもあり、介護を理由とした離職を防ぎ、労使双方ともに介護と仕事を両立できる環境づくりが求められています。

こうした中、介護に悩む従業員の相談先や介護保険制度の概要について理解を深め、介護と仕事を両立できる環境づくりにつなげることを目的に「企業内介護のミニ講座～仕事と家庭介護の両立のために～」を実施します。

参加を希望される事業者の方は、下記募集要領もご確認の上、電子メールまたは郵便によりお申込みください。

開催日：令和７年８月～１２月（予定）

会場：実施企業の研修室等（予定）※実施会場は島根県内の事業所に限る

・介護保険制度の概要や相談先の紹介

・介護技術の体験

・育児・介護休業法と介護と仕事の両立支援制度の説明

※実施時間は120分程度を想定しています。

島根県内において事業活動を行う事業者で、従業員の仕事と家庭の両立に対する支援に取り組む事業者

（１）申込方法

　調査票に記入の上、下記申込先まで電子メールまたは郵便によりお申込みください。

　R7介護ミニ講座実施希望調査票.xlsx

（２）申込締切

　令和７年６月２０日（金）

（３）申込先

　〒690-8501島根県松江市殿町１番地

　島根県政策企画局女性活躍推進課槙原

　TEL：0852-22-5245

　E-mail：josei-katsuyaku@pref.shimane.lg.jp

その他、より詳細についてはこちらをご覧ください。

令和７年度「企業内介護のミニ講座～仕事と家庭介護の両立のために～」参加企業募集要領

介護と仕事の両立支援制度についてはこちら

また、実施内容（日程・企業名等）について、報道発表を行います。