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出雲国風土記登場地みちしるべ
---みちしるべについて---

デザインと素材について

 
 数多くの古代文化遺産を有する出雲。『出雲国風土記』に登場する郷、山川、寺社などは、時を越えて、当時の人々の暮らしぶりや面 影を今に伝えており、私たちに新鮮な感動を与えています。このような観点から「出雲国風土記登場地」標識の基本デザインは、「過去」と「現在」の会話をテーマとしました。  基本となる素材は出雲特産の来待石を選び、付属の素材には耐久性の高い陶板およびステンレス板を使用しています。
 標識の一部には表面から裏面に抜ける穴をあけています。これは風土記のかかれた時代という過去をみなおし、現在に活かすキーとなる穴です。標識の下部の表面 には、荒けずり加工の階段をつけました。これも現在と過去を自由に行き来する意味を表現しています。

出雲国風土記登場地

 説明板
説明版 説明板は、史跡の現地に設置し史跡の概要を説明するものです。シンボルマークと説明板を組み合わせました。 説明板は、ステンレスにプロフォト仕上げで文字を焼きつけています。雨風はもちろん、少々のことでは傷がつきません。 また、子供たちにも読みやすいように低い位置につくり、前方を見やすくしました。
●設置個所
出雲国庁跡:大草町 風土記の丘:大庭町 意宇川:八雲村など

出雲国風土記登場地

 標 柱

説明版

標柱は遺跡の所在地を示すものです。 遺跡の名称を明記し、頂上部に周辺の出雲国風土記登場地を表わした地図を取付けています。 表示板はステンレスにプロフォト加工。標柱の文字は彫り文字です。

●設置個所
新造院(来美廃寺):山代町 山代郷正倉跡:山代町 真名井神社:山代町 新造院(四王寺跡):山代町 十字街:大草町 岩屋後古墳:大草町など

出雲国風土記登場地

 道 標

道標

道標は、現在地から主な遺跡への方角や道のりを表わすものです。主に道路脇に立て通 行中に認識しやすいよう、直角の位置に立てます。


●設置個所
平浜八幡宮入り口:竹矢町 出雲国分寺跡:大草町 山代郷正倉跡:山代町 神名樋野登山道入り口:山代町(変則)など
シンボルマーク
シンボルマーク
「出雲国風土記登場地」を表わすシンボルマークです。神々が宿る神殿と、雲を組み合わせたものです。基本色は「あかね色」。 古代出雲文化展応募作品のマークから選びました。(作者:東京都在住の波多野達也さんの作品です。)

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島根県教育庁文化財課
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E-mail : bunkazai@pref.shimane.lg.jp

・文化財愛護協会のお問い合わせは、
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    E-mail : shimanebunkaaigo@pref.shimane.lg.jp    

・銃砲刀剣に関するお問い合わせは、
 TEL  0852-22-6612
    E-mail : juhoutouken@pref.shimane.lg.jp