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平成29年度の派遣事例

小佐々布橋(国道9号跨道橋)の再塗装について(平成29年10月2日)

 

《依頼内容》

 小佐々布橋(宍道インター線国道9号跨道橋)の再塗装にあたり、現地周辺の景観と調和した

 色彩となるよう、塗装色について助言

《派遣場所》

 松江市宍道町佐々布

《アドバイザー》

 ・宇田川孝浩(建築設計部門)、服部博子(土木部門)

《主なアドバイス》

 ・橋自体の水平の明快な形態を活かしながら、背景となる空に対して中立的

 または類似的とするため、無彩色の灰色を基調としてはどうか。

 ・田園の緑(季節により変化)との調和も考慮し、灰色に緑(青)の入った色彩を検討する。

 ・モンタージュ上の色と実際に塗装した時の色には差異があることから、イメージした色が

 実際に再現されるよう十分注意する必要がある。

 小佐々布橋1小佐々布橋2

 

タブの木の健全度診断と対処について(平成29年11月22日)

《依頼内容》

 松江市の景観重要樹木に指定されているタブの木の樹勢が衰えているため、樹木の健全度診断

 および今後の対処についての助言

《派遣場所》

 松江市内中原町

《アドバイザー》

 ・槙野浩二朗(造園修景)、竹田和彦(造園修景)

《主なアドバイス》

 ・地上部に損傷や病気が認められなかったことから、地中部の根の生育不良が衰退につながった

 と考えられる。その主な理由は、狭い範囲での土壌による酸素欠乏、周辺工事による環境変化、

 樹齢による根の生育の鈍化の3点があげられる。

 ・有効土壌内の環境改善が主な樹勢回復への対策となる。根を断根し新しい根の伸長を促す、

 有効土壌中に養分量と酸素量を加える、潅水管理を定期的に行うことが有効。

 ・工事は数年に分けて段階的に行い、土蔵支持力低下による倒木を防ぐ。

 ・地上部の対策には、枯枝の切除や切り戻しにより傷口を早く治癒に向かわせる、殺菌剤の散布や

 腐朽した木くず除去による乾燥化が有効。

 

 タブの木1タブの木2


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