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第13回賢明な利用を語る会

テーマ:ぼくたちが未来の宍道湖・中海をガイドする

 

 宍道湖と中海周辺に住む島根・鳥取両県の子どもたちが、米子水鳥公園前の中海で秋の風物詩「ゴズ(ハゼ)」釣りを体験し交流を深めた後、グループに分かれ、両湖の魅力を活かした観光ガイドプランを企画し発表しました。

 

ゴズ釣りの様子

1.日時:平成21年10月4日(日)午前10時〜午後3時

2.参加者数:33名(島根県側:13名鳥取県側:20名)

3.会場:米子水鳥公園(米子市彦名新田665)

4.内容(プログラム)

10:00〜12:00みんなで秋の風物詩「ゴズ」を釣ろう

12:00〜12:40みんなで釣った「ゴズ」を食べてみよう

13:00〜14:50子どもたちによる語る会「ぼくたちが未来の宍道湖・中海をガイドする」

15:00終了

 

5.概要

1)午前の部交流プログラムみんなで秋の風物詩「ゴズ」を釣ろう。釣った「ゴズ」を食べてみよう!

・参加した子どもたちのほとんどがゴズやチチブなどを釣り上げ喜んでいました。

・子どもたちが釣った魚は、大小合わせて60匹くらいで、大きいものは15cmくらいのものも釣れました。

・釣った魚は、米子水鳥公園のボランティアスタッフの方が捌き、唐揚げや天ぷらにしたほか、あらかじめ用意していた中海産のスズキの塩釜や宍道湖産のしじみ汁など、両湖の恵みを参加者全員で頂きました。

・当日は天候も良く、屋外で食べましたので、皆さん上機嫌でした。

 

ゴズ釣りの様子昼食の様子1昼食の様子2

 

 

2)午後の部子どもたちによる賢明な利用を語る会「ぼくたちが未来の宍道湖・中海をガイドする」

◆宍道湖、中海のそれぞれの子どもたちよるの活動報告

○中海での活動発表(米子水鳥公園ラムサールクラブ)

・毎月1回の活動で、2000年前の中海にいた貝殻を拾って標本作りをしたり、安来や宍道湖にバードウォッチングに行ったりと様々な自然体験活動を行っていると発表されました。

 

○宍道湖での活動発表(ゴビウスKODOMOラムサール探偵団)

・今年度は8月に2回、宍道湖西岸や斐伊川での自然観察とサイクリング、鉱物標本作りなどを行ったと報告されました。

 

○KODOMOバイオダイバシティーでの活動発表(吾郷諒華さん)

・ラムサールセンター主催による「KODOMOバイオダイバシティー(生物多様性条約と生きものを守る子どもたちの運動)」に参加した状況について、写真等を用いて発表されました。

・これは今年度から始まった全国的な企画で、今年2回北海道のクッチャロ湖と沖縄の漫湖で開催されている。それぞれの湖の良いところをみんなで見つけて体験し、それを一つのメッセージとイラストにまとめている。話し合いの様子

 

◆観光ガイドプラン企画・提案テーマ「ぼくたちが未来の宍道湖と中海をガイドする」

・4つのグループに分かれ自己紹介の後、「都会の友だちに中海・宍道湖をガイドするとしたらどんなおもてなしをしてあげたいか」について、日程など考慮せずに自由に話し合いました。

(おもてなしの項目)

 (1)宍道湖・中海のどんなところへ連れて行ってあげたいか

 (2)何をさせてあげたいか

 (3)何を食べてみてもらいたいか

 (4)こだわりポイント

 

・それぞれの項目について各グループで意見を出し合い、最後に発表を行いました。各グループからは次のような観光ガイドプランの提案がありました。

(1)「宍道湖・中海のどんなところへ連れて行ってあげたいか」

「米子水鳥公園」「松江水郷祭」、「宍道湖」、「中海」、「ゴビウス」、「フォーゲルパーク」、「ゆめみなとタワー」、「宍道湖グリーンパーク」などの意見が出ました。

(2)「何をさせてあげたいか」

「水面にオレンジ色に映るきれいな夕日や花火を見せる」、「ゴズ釣りやシジミとり、カニとりをする」、「バードウォッチング」、「ボートにのる」、「宍道湖の周りをサイクリングする」、「温泉に入る」などの意見が出ました。

(3)「何を食べてみてもらいたいか」

「シジミ汁」、「ハゼの天ぷら」、「宍道湖七珍」、「ボラやタイの刺身」、「出雲そば」、「出西ショウガ」、「白ネギ」、「20世紀梨」など、宍道湖・中海の恵みのほか、それぞれの地域の特産品などが提案されました。

発表の様子(4)「こだわりのポイント」

A班「形や色が様々でたくさんの花火が上がる水郷祭」

B班「ゴビウスやグリーンパークを案内したり、採ったシジミを自分たちで料理して食べること」

C班「中海や宍道湖の夕日と大山など美しい景色と料理」

D班「見てさわって食べて遊んで、とにかく楽しい宍道湖・中海をテーマに米子水鳥公園でのハゼ釣りでスタートして、大橋川を通って宍道湖へ移動し、ゴビウス見学やグリーンパークでの野鳥観察の後、宍道湖の夕日を見て温泉に入るという旅行プラン」

など、両湖の魅力を十分に活かした楽しそうなプランの提案がされました。

 

 

・各班の発表後、会場にいる大人の挙手による投票で順位を決めた結果、D班のプランが最優秀賞に輝きました。1位はから4位まで、全員に何らかの賞品を渡しました。

 

A班

B班

C班

D班

各班の発表内容の概要
どこで

米子水鳥公園

水郷祭

宍道湖

中海

ゴビウス

米子水鳥公園

フォーゲルパーク

児童文化センター

ゆめみなとタワー

ゴビウス

グリーンパーク

湖岸の砂浜

(中海)水鳥公園、ハゼ釣り

ボートに乗って大橋川から宍道湖へ移動

(宍道湖)シジミ採り、

ゴビウス、グリーンパーク

温泉
何を

水面に映ったオレンジ色の夕日や花火を見せたい

ゴズ釣り

シジミ採り

ゴズ釣り

バードウォッチング

サイクリングで宍道湖を走る

釣り、カニ採り

夕日を見る

温泉

クルージング

ゴズ釣り

バードウォッチング
食べるもの

シジミの味噌汁

ハゼの天ぷら

シジミ汁、出雲そば、

出西しょうが、白ネギ、

20世紀梨、ゴズの天ぷら

釣れたカニを食べる

ボラやタイの刺身

ハゼ

七珍料理
こだわり

様々な色や形の花火がたくさん上がる水郷祭

ゴビウスやグリーンパーク

自分で採ったシジミやハゼを自分で料理して食べること。

中海・宍道湖の夕日や

大山の美しい風景を見せたい

見てさわって食べて遊んでとにかく楽しい宍道湖中海!

 

 

 

 


お問い合わせ先

環境政策課宍道湖・中海対策推進室

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL:0852-22-6445