持続可能な社会をつくるためには、21世紀を担う子どもたちが将来にわたり環境を大切にする意識を持ち、環境にやさしいライフスタイルを実践していくことが必要です。
こどもエコクラブは、子どもが誰でも参加できる、環境活動クラブです。環境省が応援しています。
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上津(かみつ)探検隊(出雲市)が、平成28年度全国エコ活コンクール(主催公益財団法人日本環境協会)において、壁新聞部門の特別賞(早稲田大学賞)を受賞。知事に報告のため来庁しました。
上津探検隊は、出雲市を流れる斐伊川沿いの自然に恵まれた上津地域の小学生のグループです。平成14年5月から活動を開始し、クラブ人数は、現在35名。平成19年からビオトープ「カエルランド」での活動では、カエルやサンショウオの観察に力を入れています。
報告は、子どもたちが手作りした名刺と、知事の名刺交換からスタート
受賞した壁新聞を見ながら歓談
知事が「長年の成果が評価されてよかったですね。自然の環境のなかで遊んだり、学んだりすることはいいことですね」と伝えると、サポーターの嘉村(かむら)さん(写真左端の男性)は「自然が豊かな環境で遊びながら、様々な勉強ができることはいいと思っています」と話されました。
東京で開かれた授賞式でも披露した『カエル釣り』を実演する子どもたち
休耕田を利用して作ったビオトープ『カエルランド』で行う”カエル釣り”。
”カエル釣り”とは、竹にタコ糸を結び、子どもたちが”カエル草”と名付けたハートの形をした草をタコ糸の先に取り付け、タコ糸を揺らすと、カエルが虫等のエサと間違えて跳びつく遊びです。
メンバーの曽田くんは「昨年の夏はカエルが少なく、エサをミミズに変えたらイモリが沢山捕れました」と話していました。
その他にも、”モリアオガエル”や”やまあかがえる”の卵の観察、カブトムシの森でカブトムシやクワガタムシを掴まえたり等、幅広く活動していることを知事に伝えました。
嘉村(かむら)サポーターは、「山、水、陸に生き物が沢山生息できるようにしていくことが、ビオトープの目標です」と話されました。
知事は「私も、子ども時代に川で遊んだりしました。ビオトープのような自然環境のなかで、遊びながら学べる場があるというのはいいことですね。皆さんの後輩にも教えてあげてください」と子どもたちに伝えました。
環境政策課
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