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広瀬和紙(ひろせわし安来市広瀬町

広瀬和紙の写真

 寛文8年(1668年)、広瀬藩が藩札を発行するため祖父谷に御紙屋を設けて作り始めたといわれている。万延元年(1860年)頃より岩佐忠佐衛門によって農家の副業として広瀬において普及し、最盛期(明治30年頃)には県内はもとより遠く北陸方面まで出荷された。原材料は、繊維が長く強い「楮」・楮より光沢がある「三椏」・繊維が短く平滑な「藁」・虫がつかないといわれる「雁皮」を使用している。漉きの段階で、漉き舟に原料とトロロを加え一枚ずつ漉く。漉き方としては、「流し漉き」と「留め漉き」があり、漉いた紙は板に張り付け天日乾燥する。これら製作工程は全て寛文時代より受け継がれるもので、出来た上質の和紙のなかでも特に祖父谷紙や藁半紙が有名。

 

【製造過程】煮熟→打解→漉き→乾燥
【主な製品】着色紙・藁半紙・画仙紙
【製造事業者】
■大由季(昭和57(1982)年3月31日指※令和5(2023)年3月6日指定変更)
〒692-0412安来市広瀬町下山佐2652TEL0854-32-3863

紹介ページ(「安来のいいもどじょう便」):https://store.yasugi-kankou.com/item/%E5%BA%83%E7%80%AC%E5%92%8C%E7%B4%99/(外部サイト)

 

 

 

 

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