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出雲民藝紙(いずもみんげいし松江市八雲町

出雲民芸紙の写真

 出雲地方は、和紙の原料になる、「コウゾ」、「ミツマタ」、「ガンピ」が豊富に生育するために紙づくりは天平時代にさかのぼるといわれ、江戸時代に隆盛をみた。昭和初期、県内で民芸運動がさかんになった折、八雲町では江戸中期から漉かれていた「ガンピ」紙を再現した。これが出雲民藝紙のはじまりである。「人間国宝」故安部榮四郎らの提唱により再現された後は、着色紙や着色模様の紙もつくられるようになった。版画用紙やはがき、名刺などその種類は実に豊富であり、用途によって原料や漉き方を変えている。特に雁皮紙は、光沢があり防虫効果も優れているので、保存文書に適している。柔らかな風合いでありながら丈夫で長持ちするのも特徴のひとつ。

 

【製造過程】煮熟→水洗→打解→抄紙→乾燥
【主な製品】雁皮紙・三椏紙・楮紙
【製造事業者】
■出雲民藝紙工房(昭和57(1982)年3月31日指定※平成14年3月8日指定変更)
〒690-2102松江市八雲町東岩坂1733TEL0852-54-0303

 

 

 

 

 

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