筒描藍染(つつがきあいぞめ出雲市

筒描藍染の写真

 中心に家紋を置き、四隅に鶴亀・松竹梅・宝づくしなど縁起物の模様が描かれた筒描藍染で作った風呂敷。これを嫁入り道具のひとつとして持たせるというのが、出雲地方の江戸時代からの風習である。模様を描くための糊は、藍で繰り返し染められ乾燥した後に高瀬川の水流によって落とされる。このとき、川の流れに身を任せるようにして絵模様が浮き出してくる。この作業は出雲地方の風物誌ともなっている。独特な色調は、洗えば洗うほど鮮明になり、藍の香りに加えて素朴な文様が庶民的な美しさを感じさせる。伝統的な製品はもちろんのこと、現在はテーブルセンターやのれんといった室内装飾としてのニーズも増えている。

 

【製造過程】生地準備工程→染色準備工程→染色工程→仕上げ工程
【主な製品】風呂敷・のれん・テーブルセンター
【製造事業者】
■長茂伸(昭和57(1982)年3月31日指※平成25(2013)年3月22日指定変更)
〒693-0011出雲市大津町1109TEL0853-21-0288
「長田染工場」ホームページ:https://nagata-indigo.jp(外部サイト)

 

 

 

 

 

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