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石見岡光刃物(いわみおかみつはもの大田市

石見岡光刃物の写真

 良質の真砂砂鉄を原材料とした玉鋼からつくられる安来鋼を使っているため、石見岡光刃物は刃こぼれしにくく、長年に渡って良い切れ味を保つ。製造者は、昭和20年代より県内外の鍛冶職人に師事し技を磨いてきた人物。真っ赤に焼けた鉄の塊をリズムよくハンマーで打っていく際、振り下ろす微妙な力加減で切れ味が違ってくるため、精密さが要求される。この技法こそが伝統的な“手打技法”である。とはいえ、仕上げの工程に、荒とぎ機やクラインダー、研磨機などの機械を導入し量産体制をとっているため、充分ニーズに対応することができる。ここでは、13種類の包丁に加え、鍬10種類、鎌13種類、なた5種類など計70もの刃物を製造している。それだけに、今や地区にとって無くてはならない存在である。

 

【製造過程】割入れ、鋼付→鍛錬→型作り→手仕上げ、荒仕上げ→焼もどし、焼き入れ→仕上げ研磨
【主な製品】包丁・鎌・鉈
【製造事業者】
■(有)岡田鉄工刃物(平成7(1995)年12月12日指定)
〒694-0051大田市久手町刺鹿720-2TEL0854-82-5311

 

 

 

 

 

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