養殖イワガキ

イワガキってどんなカキ?

 イワガキは本来、水深5メートル前後の外海の岩礁域や防波堤に生息していますが、平成4年に隠岐島の西ノ島町で養殖に成功してから、現在では、隠岐地域や出雲地域で養殖が行われています。

 3~4年という長い年月をかけて出荷できる大きさまで育てられ、旬となる産卵前の春から夏に出荷されます。この時期にはカキの身が数段ボリュームアップするため、別名「夏ガキ」とも呼ばれています。

3年物の養殖イワガキの画像

3年物の養殖イワガキ

レモンの大きさからカキのサイズが充分お分かり頂けると思います

 

 イワガキの養殖では、夏に人工授精を施してホタテ貝の貝殻に付着させた稚貝を、海中のロープに吊して大きくします。

 イワガキは、海水中のプランクトン等を餌としており、プランクトン等を水と一緒に貝の中に取り込んで食べるので、海水をきれいにする働きもあります。イワガキが成長するスピードは、養殖する海域の餌や波といった条件によって多少の差がありますが、およそ生まれてから2年で150グラム、3年で300グラム程度まで大きくなります。

 

養殖イワガキの収穫(西ノ島町)の画像

養殖イワガキの収穫(西ノ島町)

 

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養殖のプロセス(詳しくはここをクリック)

 

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イワガキ料理あれこれ(詳しくはここをクリック)

 

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