フリー配偶体技術を利用したワカメ養殖を地元小学生が体験中!


〜フリー配偶体の培養〜

出雲市大社町の鷺浦地区では、平成20年度から、新たな養殖技術であるフリー配偶体技術を活用し、十数年前に途絶えてしまったワカメ養殖の再開に成功しました。

ワカメの配偶体の顕微鏡写真

ワカメの配偶体の写真

 

 

また、今年度(平成23年度)は当地区の漁業者の働きかけにより、地元の小学校の総合学習の一環として、地元小学生にフリー配偶体技術を利用したワカメ養殖を体験してもらうことになりました。

作業手順の説明を受ける児童たち(7月)

作業手順の説明をうける児童たちの写真

作業の様子(7月)

作業の様子の写真

フラスコ内で管理中のワカメのフリー配偶体(7月)

ワカメのフリー配偶体の様子の様子

 

 

フリー配偶体技術を用いたワカメ養殖では、月に1回のペースで配偶体の水換えを行う必要があります。

さらに、配偶体をミキサーで裁断したり、通気培養を行ったりすることで、配偶体の増殖効率が上がります。

配偶体をミキサーで裁断する様子(8月)

配偶体をミキサで裁断する様子の写真

水換えの様子(9月)

水換えの様子の写真

 

 

これまでのところ、配偶体は順調に増殖しています。

増殖させた配偶体は10月頃に種糸に付着させ、その種糸を海面に設置した養殖ロープに巻きつけることでワカメ養殖を行います。

フラスコ内で増殖させたワカメフリー配偶体(9月)

配偶体の様子の写真

 

 

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