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農業

新規就農者の動向

 管内では、平成23年から令和2年の10年間で742人が新たに就農しています。新規就農の形態は自営が3割、雇用が7割です。全国では自営就農が8割を占めているのに対し、自営が非常に少ないことが分かります。なお、この傾向は島根県全体でも同様です。

新規就農の推移

 

 自営就農した方の経営品目は、過去5年で見ると約6割が野菜で、アスパラガスやミニトマトなどの施設栽培が中心です。また、近年は有機野菜に取り組む方も増加の傾向にあります。

新規就農者の経営品目

 

 自営で就農した者の半数以上がU・Iターン者で、中でもIターンされた方が多い特徴があります。これまで西日本からのIターン者が比較的多い状況でしたが、近年は首都圏からのIターンが増加しています。

U・Iターン者の割合

 

自営就農を支援する経営体(担い手育成協定を締結した農業法人)

 担い手育成協定とは、将来は独立して自営を志す研修生を先進的な経営を行う農業人が雇用し、その実現に向けた研修を行う(受け入れる)ことを島根県知事との間で締結するものです。

 県内には令和3年4月1日現在で22の経営体が登録されています。このうち、管内では11経営体が登録されています。


香の宮F&A(江津市)

 代表者:大畑安夫

 経営内容:施設野菜1.4ヘクタール(53棟)

 栽培作物:こまつな、みずな、ほうれんそうなど有機野菜を生産


有限会社佐々木農場(浜田市)

 代表者:佐々木一郎

 経営内容:施設野菜3.2ヘクタール(96棟)、露地野菜

 栽培作物:ほうれんそう、こまつな、ねぎ、みずななどの有機野菜を生産


株式会社藤若農産(浜田市)

 代表者:藤若将浩

 経営内容:水稲22ヘクタール、果樹0.4ヘクタール、露地野菜

 栽培作物:米、ぶどう、サラダごぼう


中下農園(浜田市)

 代表者:中下祐介

 経営内容:大豆1.5ヘクタール、果樹0.5ヘクタール、水稲0.4ヘクタール、露地野菜

 栽培作物:米、大豆、ぶどう


有限会社アグリみと(益田市)

 代表者:草野和馬

 経営内容:水稲8ヘクタール、施設野菜2.2ヘクタール

 栽培作物:米、いちご、ベビーリーフ、アスパラガス


株式会社松永牧場(益田市)

 代表者:松永和平

 経営内容:肥育牛6264頭、繁殖牛1107頭


有限会社やさか共同農場(浜田市)

 代表者:佐藤大輔

 栽培作物:有機ほうれんそう他


有限会社島根農場(大田市)

 代表者:坂口泰司

 経営内容:肥育牛1700頭


株式会社わなか(大田市)

 代表者:生越大地

 経営内容:水稲8ヘクタール、施設野菜20アール

 栽培作物:米、いちご


ファーム浮布株式会社(大田市)

 代表者:藤原眞章

 経営内容:水稲21ヘクタール

 栽培作物:有機米ほか


株式会社MOGMOG(江津市)

 代表者:藤井拓次郎

 経営内容:水稲5ヘクタールほか

 栽培作物:米、いちご

 

就農パッケージ

 県、市町では就農に向けた研修や農地情報のほか、住居など生活関連支援策をまとめて就農パッケージとして提案しています。

農林大学校での研修を含む就農パッケージ

 

浜田市

 高速道路を使えば広島市の中心部まで約90分でアクセスできるロケーションの浜田市。生産者は地域の特性や個性を生かした農業に取り組んでいます。

 

浜田市での就農パッケージ

有機農業

ぶどう

アスパラガス+菌床しいたけ

ぶどう+キャベツ

益田市

 清流日本一に認定された一級河川「高津川」が流れる益田市は施設園芸が盛んな地域です。また、畜産業も盛んで超大規模から小規模まで様々な経営体が繁殖牛経営を行っています。

 

益田市での就農パッケージ

施設野菜(トマト、メロン)

いちご

ぶどう

畜産

大田市

 大山隠岐国立公園三瓶山、そして世界遺産「石見銀山」がある大田市。水田を活用したアスパラガスの栽培が拡大中です。このほか、北前船の寄港地と温泉の街、温泉津では井田地域を中心に繁殖和牛経営が盛んです。

 

大田市での就農パッケージ

アスパラガス

畜産

江津市

 中国太郎「江の川」の流れが日本海に注ぐ江津市。市内では特色ある有機農業が展開されています。浜田市の生産者と連携して葉物野菜の拡大に力を入れています。

 

江津市での就農パッケージ

有機農業

 

美郷町

 鮎や山くじら(イノシシ肉)が人気の美郷町。中国地方で最も雄大な河川「江の川」が貫流する自然豊かな町では、新たな特産品としてミニトマトに力を入れています。

 

美郷町での就農パッケージ

ミニトマト

 

邑南町

 古くから広島の台所として農業が盛んな邑南町。特産の白ねぎやミニトマトは、経験豊かな先輩からのサポートを受けることができます。

 また、島根県オリジナルぶどう「神紅(しんく)」は日本一の産地づくりをすすめています。

 

邑南町での就農パッケージ

ミニトマト+白ねぎ

ぶどう

 

 

新規就農者の声

孝さん(益田市)

 縁あって親戚の米農家で4年間アルバイトをし、その中で農業の楽しさを知って自分で経営したいと思うようになりました。ぶどうの空き農地を偶然見つけ、収支が良い品目であるということもあり、ぶどうでの就農を決意しまた。地元先進農家さんのもとで一年間研修した後、平成27年6月に就農しました。関係機関の協力も得ながら農地や設備を確保してきました。
夫婦で経営しながら売り上げも1000万円を超える見込みです。今後も引き続安定した経営を目指していきます。(益田市の就農リーフレットより。)


西森浩隆さん(邑南町)

 広島県からIターン。洋菓子店で働く中で、農産物を使ったオリジナル菓子を開発したいと就農を決意しました。

 平成26年4月から町独自の研修「おーなんアグサポ隊」を開始しました。1年目は町専用農場の施設と露地圃場で花きと野菜の実践研修を行い、2年目はお師匠農家の元でトルコギキョウを中心に研修し、3年目は就農に向けた準備を進めながら仕上の研修を実施しました。
平成29年4月に就農し、研修で学んだトルコギキョウやケイトウ等の花き栽培をメインに、レタスや広島菜等も栽培しています。就農地の銭宝地区は昼夜の温度差が大きく、おいしい作物ができます。地区の加工場が完成したら菓子づくりに取り組み、道の駅などでの販売も考えています。(公益財団法人しまね農業振興公社ホームページ(外部サイト)より。)


河口貴哉さん(吉賀町)

 祖父母の実家の吉賀町に広島からIターンしました。子供の頃から手伝い農業への思いが強く、子供が生まれたときおいしくて安全な農産物を食べてもらいたいと思い、広島から移住しました。
平成25年2月から一年間の研修を経て、平成26年2月に半農半Xで就農しました。1年目で農業に手応えを得て専業農家に移行し、規模拡大や農業経営、技術などだいたい思うようになってきたところです。毎年の課題、休日制の導入もうまくいっています。

 暮らしとしては、朝早くおきて作業を始め、16時には作業を終わり、3人の子供達を迎えています。夕食も一緒にとり、寝るのも一家一緒です。子供との時間はとれていると実感しています。(公益財団法人しまね農業振興公社ホームページ(外部サイト)より。同ホームページには動画もありますのであわせてご覧ください。)


 

林業関係はこちらです。


お問い合わせ先

西部農林水産振興センター

西部農林水産振興センター
 〒697-0041 浜田市片庭町254 FAX0855-29-5591
川本家畜保健衛生所
 〒696-8510 川本町大字川本265-3 FAX0855-72-9811
益田家畜保健衛生所
 〒698-0007 益田市昭和町13-1 FAX0856-31-9739  
県央事務所
 〒696-8510 川本町大字川本265-3 FAX0855-72-9504
県央事務所大田農業部
 〒694-0064 大田市大田町大田イ1-3 FAX0854-84-9712
益田事務所
 〒698-0007 益田市昭和町13-1 FAX0856-31-9608

電話は「西部農林水産振興センターのご案内」をご覧ください。