島根県立学校の新型コロナウイルス感染症対策について(12月14日更新)
島根県立高等学校・特別支援学校における新型コロナウイルス感染症対策について(12月14日更新)
県内の学校における新型コロナウイルス感染症対策の取組に対し、引き続きまして保護者の皆様、関係の皆様に格別のご理解をいただいておりますことに加え、ご家庭での健康管理などにご配慮いただいておりますことに、深く感謝申し上げます。
さて、島根県教育委員会では、「新型コロナウイルス感染症に対応した県立学校運営ガイドライン」を策定・公表しておりますが、国の衛生管理マニュアルの改正などを踏まえ適宜、改訂を重ねています。このたび12月7日付けで、この県立学校運営ガイドラインを改訂しました。このたびの改正点を含め、改めて、ご家庭等でご配慮いただきたい主な項目をご説明します。
(1)基本的な感染症対策の徹底
学校とご家庭が連携して、健康管理と感染症対策を継続することが不可欠です。毎朝の検温に加え、体温の記録と風邪症状の確認をお願いいたします。また、子どもたちには、学校内で発熱等の風邪症状などにより体調が悪くなった場合には、ためらわず教職員に申し出るよう指導しております。引き続き、手洗いや咳エチケット、マスクの着用、免疫力を高めるための十分な睡眠、適度な運動やバランスの取れた食事などにご配慮をお願いします。
(2)冬季における学校内での感染症対策
冬季は、冷気が入り込むため窓を開けづらい時期ですが、空気が乾燥し、飛沫も飛びやすくなることに加え、季節性インフルエンザが流行する時期でもあります。
このため、学校では、常時換気または定期的な窓の全開を徹底いたします。室温が低下しないよう暖房を行いますが、換気への対応として暖かい服装を心がけていただきますようお願いします。学校においても、校内での保温・防寒目的の衣類の着用について弾力的に対応いたします。
(3)学校の臨時休業等の対応
生徒等の感染が判明した場合で、学校内での活動実態がある場合は、県教育委員会において、その学校内における感染拡大の可能性等を健康福祉部等と協議の上、その学校の全部または一部を臨時休業とするか、臨時休業を実施せず、感染者または濃厚接触者に特定された生徒等の出席停止による対応のみとするかを決定します。臨時休業を実施しない場合は、状況に応じて、感染リスクの高い活動の見直しや、体育の授業、部活動等のマスクを着用しない活動の制限を行います。
(4)学校外での感染症対策
「3つの密」の回避、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生など、引き続き、基本的な感染対策の徹底をお願いします。また、適切な温度を保ちながらの加湿や十分な換気にもご配慮願います。
多数の人が集まる場所や公共交通機関を利用する際にも、マスクの着用や手洗い等の感染症対策を徹底するようお願いします。
(5)心のケアと人権への配慮
学校では、ストレスや様々な不安など心の健康状態にも注意を払っております。子どもたちの相談窓口としては、「いじめ相談テレフォン」、「24時間子供SOSダイヤル」、「しまね子どもSNS相談」も開設しています。
感染された方やその家族、医療関係者、海外からの帰国者などに対する不当な差別、偏見、いじめ、またインターネットやSNS等への根拠のない差別的な書き込み等はあってはなりません。人権に配慮した取組へのお力添えをお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症は、全国各地で広がりを見せています。感染のリスクを常に意識し、基本的な感染防止策などを、引き続き徹底して行っていく必要があります。社会全体が、長期間にわたりこの感染症と向き合っていかなければならない状況に変わりはありません。
引き続き、この感染症に対する持続的な対策が必要であるという認識を広く共有し、学校における感染・感染拡大のリスクをできるだけ低減した新しい学校での活動様式を定着させていくことが求められています。「感染症のリスクと向き合い、最大限の対策を講じること」と「子どもたちの学びを保障すること」を両立させるために、常に現状を正確に把握し、最適な判断を重ねていく必要があります。
県立学校で学ぶ皆さん、そしてご家族の皆様、さらには子どもたちの学びを様々な形でご支援いただいております地域の皆様、団体等の皆様にも、格別のご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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