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白石議員(民主県民)

 

(問)雇用・中小企業対策について

1.障がいのある方を学校現場、例えば校内環境整備や実習の補助などに受入が可能ではないかと思うが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.学校現場へのステップアップ就労支援事業の受入についてであります。

 この事業の受入にあたりましては、受入対象者のそれぞれの障がいの態様、適性に合った業務があること、受け入れた障がい者を支援する体制が組めることなどが必要であります。今年度、教育センターで、教育委員会といたしましては受け入れいたしました。そのなかでは、例えば仕事と希望のミスマッチなどの課題も見られたりもしております。

 もとより、特別支援学校を設置・運営する県の教育委員会といたしましては、卒業生の就業の確保に努める立場にあります。そのために在校時において現場の実習や作業実習などに力を入れております。ノーマライゼーションの考え方によりできるだけ社会における生活能力を高めるための学習を行っておるところであります。

 お尋ねの校内の環境整備あるいは実習の補助などについては、現在学校現場では、かなりの部分がもう委託に出ております。また実習関係については、教職の免許要件があったり、あるいは危険な薬品や器具の取扱いというふうなことを伴ったりいたしまして、これらの作業についての受入については、学校現場に照会いたしましたところでは、さしあたり今、これだと思い浮かぶものはございません。

 しかし、今後、こうした趣旨については、大切な考え方だと思いますので、学校現場と検討してまいりたいと思います。

 


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