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加藤議員(自民)

 

(問)新型インフルエンザ対策について

 小学校から高校生に対する予防対策等に関する指導・啓発が必要であると考えるが、現在の取組状況及び今後の計画について伺う。

 

(答)教育長

 現在、県教育委員会でも公立学校等における対応マニュアルの作成を行っているところでありますが、発生した場合直ちに適切に対応するためには、教職員の全員が新型インフルエンザに関する正しい知識を持つということが必要だと思っております。その上で、特に感染が疑われるとか確認された場合に拡大をしないための措置、それから速やかな意志決定によりまして、例えば休校等の措置をとるということが必要だろうと思っております。

 学校という機能の関係で、たくさんの人が集まる場所であるために、インフルエンザを広く流行させるいわば発生源になることがあるということを充分認識する必要がありますし、また、入学試験とか期末試験、あるいは学校行事など年間を通じまして主要な行事がございますが、そういうものと新型インフルエンザの流行が重なった場合にはどういった対応をするかということについても、あらかじめきちっと考えておく必要があろうと思っているところであります。

 これまで、養護教諭に対する研修とか、県立学校の校長会議を通じまして、新型インフルエンザについてのマニュアルの案も示しながら注意喚起あるいは理解を深めるということを行ってきておりまして、今月下旬には市町村の教育長会議も行いまして、その中でも新型インフルエンザについて説明してまいりたいと思っております。

 今後、国の対策との整合性も図りながら、現在作成中の島根県の新型インフルエンザ対応マニュアルに基づきまして、管理職の研修などを通じまして、全職員が危機感を持った対応を想定しておくと同時に、児童・生徒に対する教育、あるいは保護者に対する啓発など学校全体で取り組む体制をつくっていく必要があると思っております。

 


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