• 背景色 
  • 文字サイズ 

報告第66号

 

(小林高校教育課長)

 報告第66号平成23年度島根県教育職員(実習助手)採用候補者選考試験の結果についてご報告する。

 資料3の募集種別等のところに記載しているが、実習助手は、実験あるいは実習について教諭の職務を助ける者である。

 募集種別は、一般として理科や家庭科などの実験又は実習を助ける者と工業・農業・水産等の専門学科において実験又は実習を助ける者がある。今年度は一般で2名程度、工業で1名程度ということで採用試験を実施した。

 試験日は11月13日、14日であり、試験内容は一般、工業とも教養試験、適性検査、面接試験を行った。実技については、一般はパソコン操作と理科の実験、工業は工業実技ということで電気、建築、機械の基本的な実技について試験を行った。工業については、工業に関する専門試験も行ったところである。

 受験状況は一般で37名が出願し、最後まで受験した者が31名、名簿登載者数は当初の予定どおり2名で競争率は15.5倍であった。工業では受験者が9名で、1名を名簿登載し、競争率は9倍であった。

 基本的には来年の4月から県立学校の実習助手として勤務していただく予定にしている。

(土田委員)

 受験資格に年齢制限はあるのか。また、昨年の出願者、受験者の状況はどうであったか教えていただきたい。

(小林高校教育課長)

 年齢は昨年度まで34歳としていたが、今年度からは通常の教員採用候補者選考試験にあわせて44歳までに拡大した。その結果、34歳を超える方の受験があり、名簿登載者にも入っている状況である。

 昨年度は一般の受験者が15名であったので、今年度は倍増している。専門学科については、昨年度は農業を実施しており、受験者は9名であった。専門学科も受験に際して教員免許状は必要としないが、専門試験を実施しているので、なかなか誰でも受験できるという状況ではないと思っている。

(土田委員)

 年齢制限を拡大したことによって、受験者が増えたというようなとらえ方もできるのか。

(小林高校教育課長)

 一般については受験資格に特別な免許を必要とする訳ではないので、受験理由は一人一人違うと思うが、年齢制限を拡大して受験者は多くなったと思っている。ただし、実際に試験を受けてみて、内容が難しかったため、途中で辞退された方もいた。

 

 


お問い合わせ先

島根県教育委員会

〒690-8502 島根県松江市殿町1番地(県庁分庁舎)
島根県教育庁総務課
TEL 0852-22-5403
FAX 0852-22-5400
kyousou@pref.shimane.lg.jp