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報告第26号

 

(大矢社会教育課長)

 報告第26号実証!「地域力」醸成プログラムモデル公民館の選定についてご報告する。

 この事業は、公民館の有する地域力醸成のノウハウをモデル公民館を選定して実証することによって、地域力の重要性について世論喚起することを目的とする事業であり、島根県公民館連絡協議会へ事業委託している。平成19年度から開始しており、今年で4年目を迎えた。本年度の事業予算は1,000万円であり、新規10カ所、継続25カ所の公民館を決定した。

 モデル公民館の選定にあたっては、先般6月29日に県庁の講堂でプレゼンテーション大会を開催した。今年度は初めて知事にご出席いただいたほか、教育長、教育委員の皆様方を始めとして他県からもご参加いただいたところである。その結果、平成22年度選定を含めて、19年度からの選定数のトータルは47件97館となった。今年度選定した公民館の一覧は資料2の2のとおりである。

 なお、3年間の事業としているため、19年度に選定したものは卒業館ということになるが、これまでの取り組みを自主的に継続していただいている状況である。

 本事業の平成21年度参加者の延べ人数は35,000人余となっている。今後も地域力の醸成について世論喚起を進め、情報発信など広報に努めていきたい。

 また、8月に県の行政改革施策点検部会があり、そこで外部の皆様方にこうした地域力醸成事業についてのご評価、ご提言をいただくこととしている。

(石井委員)

 例年おもしろい発表会だと思ってプレゼンを楽しみにしていた。今年は他県からも見学にいらっしゃたようだが、どのような印象を持たれたかについて何かお話はあったのか。

(大矢社会教育課長)

 昨年が社会教育60周年という年であり、全国の公民館が集まる記念大会があった中で、本県のブースを設けて取り組みをPRしたところである。そういうことをしたのは本県だけであったため、他府県の方が島根の取り組みをご覧になって非常に興味をお持ちになったようであり、視察にいらっしゃったり、照会がきている。

 例えば岡山県などは、本県をモデルにして、小規模なプログラムをお作りになったり、国においても、今年度から地域力を活用した地域課題解決に向けたプログラムを作る事業をメニュー化された。このように各県等から注目をされている現状である。

 

 


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