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報告第35号

 

(倉本高校教育課長)

 報告第35号県立学校授業料滞納状況についてご報告する。

 平成20年度の欄を縦に見ると平成20年度の欄の当年度分の件数(人)は、76で金額は、297万670円。過年度分である平成19年度までの滞納の件数(人)は88で、金額は、307万7,269円となっており、合計604万7,939円が滞納額の合計となる。この数字は各学校からの報告をもとに作成をしている。

 その報告の中に滞納理由の項目があり、経済的困窮と思われるものが35%、経済的理由及び納入意識の低さが59%、納入意識の低さが6%となっている。滞納の増加については今年度初めから予測しており、校長会等で授業料の減免、あるいは奨学金への応募を促すよう指導している。

 未納に対する取扱についてであるが、平成19年度の欄で当年度分の数字は昨年6月1日現在の数字である。平成19年度分は150万6,700円であったが、平成21年6月1日現在ではこの表にはないが、39万8,461円と減っている。これは各学校で徴収作業に努力しているところである。徴収作業について、校長会でも時間をかけて保護者の理解を得ながら進めるように指導をしている。

(北島委員)

 最終的に払わなかったらどのような対応になるのか。

(倉本高校教育課長)

授業料未納に対する取扱要領を定めており、その流れに従うことになる。納付書の送付、督促状、催告状の送付と段階を経て、登校停止処分の事前通告、登校停止処分、最後は法的措置まで依頼をする流れになっているが、昨年はそこまでした例はない。

(北島委員)

 最終的には卒業するまでには納めてもらっているのか。

(倉本高校教育課長)

 卒業するまでに納めてもらえずに、卒業後も催促をしている実態がある。

卒業した後に本人、保護者に会って相談しながら支払計画を出してもらい、徴収している。

(藤原教育長)

 授業料は県の公会計であるが、PTA会計やテキスト代等の学級集金などが学校現場は大変であると聞いている。

 

 


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