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報告第22号

 

(平尾教育施設課長)

 報告第22号公立学校施設の耐震改修状況調査の結果についてご報告する。

 本日、文部科学省から公立学校施設の耐震改修状況調査の結果が公表されたところである。

 この調査に関して、今年度から木造で3階建て又は500平米を超える建物、また校舎、屋体だけでなく新たに寄宿舎、給食施設、武道場、講堂等も加えて明示されたのが今までと違うところである。

 耐震診断実施率及び耐震化率の状況であるが、公立小中学校は島根県の全棟数は1,005で、そのうち昭和56年以前の建築は496、そのうち耐震診断実施棟数は452、耐震診断実施率は91.1%である。耐震化率は60.8%となっている。

 なお、建築基準法が昭和56年度から改正になり、昭和57年度以降は震度6強でも耐えれるので、昭和56年以前の建築について診断を行うものである。

 全国的には耐震診断実施率は95.7%、耐震化率は67.0%である。

 今回から3階建て又は500平米を超える建物についても出しているが、島根県の場合、58棟あり、そのうち昭和57年以降は13棟、昭和56年以前は45棟となっている。木造については耐震診断していないので0%となっている。耐震化率は22.4%である。

 島根県の県立高等学校・特別支援学校は全棟数が390、57年以降の建築が151、56年以前の建築が239で、耐震診断実施率は68.2%、耐震化率は54.1%である。

 木造は5棟あり、昭和57年度以降は3棟、昭和56年度以前は2棟で、耐震化率は60%となっている。

 今後、島根県建築物耐震改修促進計画に基づき、平成27年度に耐震化率100%を目指していきたいと考えている。

 なお、各学校ごとの状況は県ホームページに掲載しているところである。

 


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