(秋利義務教育課長)

　報告第１５号平成２２年度島根県市町村立小・中学校校長・教頭採用・昇任候補者選考試験についてご報告する。

　試験の期日は第一次試験を８月２４日、第二次試験を１０月下旬あるいは１１月に面接試験を実施する予定にしている。

　試験内容について、校長、教頭とも第一次試験は、客観テスト、論文記述を予定しており、教頭は各教育事務所で面接を１５分程度予定している。第二次試験は、校長は面接を５０分、教頭は面接４０分を予定している。

　受験資格について、校長の資格要件は４５歳以上で教頭を３年以上経験した者ということで従前と同じである。教頭の資格要件は４０歳以上で人事異動細則等のルールをこなしてることは従前と同じであるが、教育委員会事務局、又は教育機関の職員のうち教育委員会が適任と認めた者を今年度新たに加えたところである。これまでは人事異動細則等のルールをこなしている者を教育委員会事務局職員として任用していたが、年齢が高くなったこと、あるいは人材の確保がなかなか難しいこともあり、人事異動細則等のルールをすべてこなしてない者であっても教育委員会が適任であると認めた者については受験資格を与えるものである。

　選考結果の通知は第一次選考試験が１０月上旬、第二次選考試験が１２月上旬である。

　今年度の主な改正点であるが、１点目は校長資格要件のうち教頭３年以上経験の中に、主幹教諭としての勤務年数の２分の１を加えたこと、２点目は教頭資格要件のうち教育委員会事務局又は教育機関の職員のうち島根県教育委員会が適任と認めた者を加えたことである。

　校長は昨年度５５人退職者がいたが今年度は４４人と少なくなっている。教頭は昨年度３人だった退職者が今年度は１０人ということで、教頭の場合、名簿搭載車が少ないので、今年度は少し名簿搭載車を増やしたいと考えている。

(山根委員長)

　名簿登載者の有効期間はどうなっているのか。

(秋利義務教育課長)

　校長は３年、教頭は４年である。例えば主幹教諭を３年間した場合に期限が切れると困るので教頭は４年にしている。