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報告第13号

 

(倉本高校教育課長)

 報告第13号水産教育のあり方に関する検討委員会提言案についてご報告する。

 昨年の10月8日に本県の水産練習船「わかしまね」の衝突沈没事故を受け、今後の水産教育のあり方について検討委員会を設置し、今年の1月から月1回の単位で6月まで6回実施した。検討事項は、求められる水産教育と水産練習船のあり方について検討してきたが、提言案ができたので昨日から提言案についてパブリックコメントを7月10日まで行っている。高校教育課のホームページ等に載せている。

 内容についてであるが、1番は経緯、背景である。2番は総括提言で、まとめに当たる内容となっており、3つの柱から成っている。1点目は水産高校を水産県島根の資源(宝)と位置づけるということ、2点目は全国から生徒の集まる水産高校にということ、3点目は水産高校と水産業・水産行政との連携を強化ということとしている。

 3番は提言各論ということで、(1)1年から3年までの水産高校本科のあり方について、(2)浜田、隠岐両方にある本科卒業してからの2年間の専攻科のあり方について、(3)水産練習船のあり方についてである。水産練習船のあり方の中で平成13年から2隻体制でやっていたが、今回「わかしまね」が沈没したことで2隻体制を続けるのか、1隻体制にするのかについて、検討委員会では全会一致で650トン級の新造大型練習船の1隻体制の結論となっている。

(山根委員長)

 今後650トン級の新造大型練習船1隻体制になった場合、海技士免許の受験資格は従来と変わってくるのか。

(倉本高校教育課長)

 従来と同じである。

(山根委員長)

 今後のスケジュールはどうなっているのか。

(倉本高校教育課長)

 提言案について7月10日までパブリックコメントを行っているので、最終的に7月中下旬に提言がまとまる予定である。その後予算要求等をしていくことになる。

 

 

 


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