(卜部文化財課長)

　報告第61号島根県文化財保護審議会の委員及び臨時委員の任命についてご報告する。

島根県文化財保護審議会条例（昭和５０年島根県条例第５８号）第４条の規定に基づき、委員及び臨時委員を任命するものである。

　委員の人数は２０名で、任期は平成２０年１月２０日から平成２２年１月１９日までである。

　臨時委員は１名で、任期は平成２０年１月２０日から平成２０年１２月３１日までである。

　専門の審議委員は７５歳までとしており、書跡典籍古文書・歴史資料の担当の２名の委員が該当したため、相良英輔島根大学教育学部教授と井上寛司島根大学名誉教授を新たに任命している。

　建造物・史跡の担当の委員が世界遺産の関係で多忙となり辞退されたため、清水真一文化遺産国際協力センター長を新たに任命している。

　一般の委員は２期４年としており、勝部昭元島根県教育委員会次長、藤原久子出雲國神仏霊場「縁座の会」研究員、山根多恵旅館吉田屋女将の３名を今回新たに任命している。

　島根県文化財保護審議会の臨時委員として、今まで書跡典籍古文書・歴史資料の担当の委員であった上横手雅敬京都大学名誉教授に、指定物件として安富家文書、周布家文書の指定答申が終わるまで、引き続いて臨時委員に任命している。