風しんの流行について

 平成24年から首都圏や都市部を中心に流行していましたが、平成25年に入り島根県でも風しん患者の報告が増えており、今後もさらに感染が広がる可能性があります。

 従来は、集団生活に入る1-9歳ころ(1-4歳児と小学校の低学年)に多く流行が見られましたが、近年の流行の中心は成人男性となっています。

 

風しんはどんな病気?

 風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、流行は春先から初夏にかけて多くみられます。潜伏期間は2−3週間(平均16−18日)で、主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。

 風しんの症状は子供では比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が発生することがあり、その点では軽視できない病気です。

 また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。

 風しんウイルスは、患者さんの飛まつ(唾液のしぶき)などによってほかの人にうつります。風しんウイルスに感染しても明らかな症状のない人が15-30%程度いるようですが、症状がなくてもウイルスは体の中にいるため、他の人にうつす可能性があります。

 

妊婦さんは要注意!!

 風しんに免疫を持たない女性が、妊娠中、特に妊娠初期に風しんに感染すると、赤ちゃんが心疾患や難聴、白内障などを持って生まれてくることがあります(先天性風しん症候群)。

 昨年の流行の影響で、平成24年10月から平成25年3月末までに、全国で8人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、抗体を持たない又は低い抗体価の妊婦の方は、流行地へ出かけたり、人混みの多い場所へ行ったりすることは避けるようにしてください。

 また、妊婦の周りにいる方(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんを妊婦にうつさないよう、予防に努めて下さい。

 

予防法は?

 風しんは、予防接種で防ぐことのできる病気です。

 風しんの定期予防接種対象者である、1歳児及び小学校入学前1年間の幼児は風しんの予防接種を無料で受けることができます。

 また、妊婦を守る観点から、
(1)妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
(2)10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
(3)産褥早期の女性
のうち、抗体価が十分であると確認できた方以外の方は、任意での予防接種を受けることをお勧めします。

 なお、家族に妊婦がいる場合でも、接種を受けた方から風しんワクチンのウイルスがうつる心配はないようです。むしろ、接種を受けていない家族が自然感染を受け、そこから妊婦が感染を受けるほうがリスクは高いと考えられますので、早めの接種をお勧めします。

接種ワクチンについて

 風しんの抗体価が低い人は、麻しんの抗体価も比較的低い傾向が見られることから、風しんの予防接種を受けられる場合は、麻しん対策の観点も考慮し、麻しん風しん混合ワクチンを接種されることをお勧めしています。
予防接種の実施医療機関については、保健所にお問い合わせください。

 

 

☆詳しくはこちらをご覧ください

 風しん対策〈島根県薬事衛生課のページ〉

 2012年からの風しんの流行〈島根県感染症情報センターのページ〉

 風しんについて〈厚生労働省のページ(外部サイト)〉

 風疹Q&A〈国立感染症研究所のページ(外部サイト)〉

 

 

 

 

お問い合わせ先

県央保健所

〒694-0041 島根県大田市長久町長久ハ7-1
TEL:0854-84-9800
FAX:0854-84-9819
kenou-hc@pref.shimane.lg.jp
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