マダニは、春から秋にかけて活動が盛んになります。
森林・畑・草むら等に入る屋外活動をする場合は、十分に注意をする必要があります。
フタトゲチマダニの成虫の様子
*マダニ類は硬い外皮に覆われた比較的大型(成虫:吸血前3mmから8mm、吸血後10mmから20mm)のダニで、主に森林や草地にいます。(市街地周辺でも確認されています。)
病原体(リケッチア・ジャポニカ)を保有するマダニに咬まれることで感染する疾病です。
日本紅斑熱は、西日本各地(滋賀県、岐阜県及び石川県を除く。)及び東日本の約半数の地域で発生が認められています。
島根県では、年間数人~10数人の患者発生があります。出雲市は、日本紅斑熱の発生が多く、特に北山山系での発生が多いです。
SFTS(Severefeverwiththrombocytopeniasyndrome)ウイルスを保有するマダニに咬まれることから感染する疾病です。
2013年に初めて報告されてから、西日本を中心に発生が報告されています。
島根県では、2013年7月に報告されてから毎年数例報告があります。
マダニに咬まれないよう対策を行うことが重要です。
マダニは、野山や畑、家の裏山等に出かけるときや草刈りをするときには十分に対策をとりましょう。