島根の気候風土に育まれた食材を、その土地で受け継がれてきた食べ方で味わいます。

邑南町日貫（ひぬい）地区の家庭で、桃の節句に作られる「おいり」。餅を揚げたお菓子で、もともと干したご飯を煎って作っていたことが名前のゆえん。白、ピンク、緑のかわいらしい三色がひな壇を春らしく彩ります。

材料は白餅と、色粉を加えた餅。さいの目に切ってよく乾燥させたものを使います。鍋に油を入れて温め、低めの温度からじっくりと揚げていくと、餅は徐々に膨らんでいき、3倍ほどの大きさに。高温でカリッとさせたら取り出し、油を切ります。最後に、水と砂糖を煮つめてあめを作り、煎ったもち米（玄米）と絡ませ、冷ましたら完成です。

地区にある宿「日貫一日（ひぬいひとひ）」の湯浅那奈（ゆあさなな）さんは「大人にはカレーやハーブソルトの味つけもおすすめ。色々とアレンジしてみると楽しいですよ」と話します。

●問い合わせ先
日貫一日（TEL：090・3632・4902）

^{乾燥餅を揚げる湯浅那奈さん}

乾燥餅、もち米（玄米）、水、砂糖、塩

中四国最大級の水族館「しまね海洋館アクアス」は今年で開館〇〇周年。〇に入る数字2つをお答えください。

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2020年6月15日（月）消印有効

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