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地域の活力、暮らしの支え/建設業の担い手育成

県民の2万8200人が従事する建設業。県内総生産の約1割を占める基幹産業としてインフラの整備・保守を受け持つだけでなく、地域の安全確保にも貢献しています。次代を担う若者の育成や就業・定着に向け、業界と行政は一丸となって取り組んでいます。


インフラ整備と災害対応

建設業は、社会生活の充実や地域発展につながる住宅や店舗の建設、道路や河川などの整備だけが役割ではありません。降雪時の除雪作業に加え、水害や土砂災害時には道路や電気・ガス・水道のライフライン復旧作業にあたり、暮らしの安心・安全の「守り手」でもあります。

地域にとって建設業の振興は不可欠ですが、かつての「3K」イメージも未だ根強く、担い手確保が大きな課題となっています。


豪雨で陥没した道路の復旧作業を行う建設作業員の写真
豪雨で陥没した道路の復旧作業を行う建設作業員


魅力と働きやすさPR

業界のイメージアップを図り、将来の人材確保にもつなげるため、建設業の魅力を広く伝える活動指針を県内の産学官関係者でまとめました。これに基づき、官民それぞれがプロモーション動画作成やフェイスブックページの開設などに取り組み、建設現場の様子や働く人々にスポットを当てた情報発信を続けています。

また、県内の土木・建築分野などで活躍している女性で組織する「しまね建設産業イメージアップ女子会」らが中心となり、イメージアップカレンダーの作成や「しまね建設女子図鑑」を発行。改善が進む労働環境や働きがいを女性の視点で紹介しています。


しまね建設女子魅力向上委員会が発行した「しまね建設女子図鑑の写真
しまね建設女子魅力向上委員会が発行した「しまね建設女子図鑑」


現場体験で魅力を伝える

重機の操縦を体験する高校生の写真
重機の操縦を体験する高校生


建設業に興味を持ってもらうために、小中学生や高校・高専生などを対象とした現場体験学習等も実施されています。

昨年11月、島根県出雲地区建設業協会が主催した現場見学会では、斐伊川水系の堤防整備工事や放水路施設の見学、建設機械の搭乗体験などが行われました。参加した出雲農林高校環境科学科2年生は、ドローンなど工事現場で活用される最新技術や、治水管理の現場に触れ、理解を深めました。


体験者の声

錦織翔さんの写真

★錦織翔さん
工事現場で働く祖父の姿が格好良く、重機に乗る夢もかなってうれしい。将来は土木系の仕事を目指しているので、授業でできない体験は貴重でした。


大野美夏さんの写真

★大野美夏さん
人の手で大きな建造物をつくり上げるすごさを感じ、自分も挑戦したいと思いました。工事現場には女性用トイレの配慮などがあることも知りました。女性がさらに活躍できるようになるとうれしいです。


ドローンを活用した測量等の実演の様子
ドローンを活用した測量等の実演

工事現場に設置されている女性専用の快適トイレの写真
工事現場に設置されている女性専用の快適トイレ

斐伊川放水路管理の仕組みの説明の様子
斐伊川放水路管理の仕組みの説明

スマホのアプリケーションソフトと連動した計測器の操作体験の様子
スマホのアプリケーションソフトと連動した計測器の操作体験


「山陰道整備に感慨」

株式会社板倉重機(出雲市)福田涼馬さん


福田涼馬さんの写真


福田さんは高校を卒業した平成25年、板倉重機に入社しました。高校では普通科だったため、「建設業にかかわる知識や経験は”ゼロ”だった」といいます。

仕事に必要な資格は先輩社員に指導を受けて取得し、現在はダンプトラックやショベルカーなどの大型重機のオペレーターをしています。地盤造成が主な仕事で、山陰道の整備にも携わりました。福田さんは「完成した道路を実際に通行した時に、喜びとやりがいを感じました」と地域に深く関わる仕事の魅力を話します。

不注意やミスが重大な事故を引き起こしかねないだけに「先輩からの指導が厳しくなることもある」といいますが、「おかげで重機の扱いが上達し、仕事が面白い。現場を離れれば和気あいあいとした雰囲気なので、メリハリをつけて働けます」と話しています。


担い手確保・育成事業に補助金が活用できます

県では、建設産業の担い手確保や育成を支援するため、建設産業団体などが行う取り組みについて経費の一部を補助しています。厚生労働省の助成金を受給して実施する事業が対象で、制度併用により事業費の6分の5を賄うことができます(上限額あり)。


補助対象事業は次の通りです。

●合同企業説明会開催事業
県域の建設産業団体が、県内および県外で開催する合同企業説明会

●現場見学会等開催事業
県内の建設産業団体が、児童・生徒等を対象に県内で開催する現場見学会等

●若年労働者資格取得講習会開催事業
県域の建設産業団体が、若年労働者の処遇改善を目的として開催する資格取得講習会

●「もっと女性が活躍できる建設業」協働推進事業
建設女子会等で構成される地域ネットワーク組織の構成員が協働して行う女性の入職促進や就労継続、家庭との両立に向けた活動等



●問い合わせ先
土木総務課:建設産業対策室(TEL:0852・22・6429)



お問い合わせ先

広報室

島根県広報部広報室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp