８月２９日・３０日、知事が石見地域を訪問し、現地視察や意見交換を通じて直接地域の実情を把握する「石見の日」を益田市、吉賀町、津和野町で開催しました。

　益田市でレーヨン（人工繊維）綿を製造するダイワボウレーヨン株式会社益田工場、吉賀町で観光名所の高津川水源地、ミニトマトを栽培するさいとう農産、津和野町でわさびの産地化に取り組む日原わさび生産組合、山菜の主力品目であるタラの芽を栽培する日原タラの芽生産組合、県内初の集落営農型法人の(農)おくがの村を訪れました。

【ダイワボウレーヨン株式会社益田工場】

【高津川水源会館】

【さいとう農産】

【日原わさび生産組合（わさび圃場）】

【日原タラの芽生産組合（こごみのハウス）】

【農事組合法人おくがの村】

【３０１会議室】

〔写真〕高田^※豊郎代表取締役社長（中央）

　株式会社山海、島根県、松江市の三者で事業所等の立地に関する覚書を締結しました。

　同社は、昭和４７年に松江市内で設立されて以降、カップ麺具材や錦糸卵などの乾燥食品製造業によって事業を拡大してこられました。今回の計画は、菓子メーカー向けクレープの受注が拡大していることなどから、松江市鉄工団地に新工場を建設し、乾燥機を導入するなど、生産増強に取り組まれるものです。

　知事は「地域経済の活性化と定住促進の面からも大いに期待している。地元松江市とともに、支援、協力を行う」と述べました。高田^※代表取締役社長は「研究開発型企業として飛躍していきたい。また、雇用の拡大、人材育成により地域に貢献したい」と話されました。

※高田の「高」は正しくは「はしごだか」

【301会議室】

〔写真〕杉原さんと

〔写真〕懇談の様子

　竹島とその近海でニホンアシカ漁が行われていた頃の様子を描いた絵本「メチのいた島」の英語版が完成し、作者の杉原由美子さんが報告に訪れました。

　出版にあたってはクラウドファンディングで支援を募り、当初の目標を大きく上回る約500万円もの資金が集まりました。杉原さんは「ぜひ中高生の子どもたちにも読んでほしい」と話され、知事は「完成おめでとうございます。絵本を通じて竹島問題への理解をより深めてもらえればと思います」と述べました。

【県庁講堂】

〔写真〕授与式のようす

　「道路交通の安全、道路の正しい利用、道路愛護等に努めその功績が特に顕著な民間の団体又は個人に対する国土交通大臣表彰」伝達式と、「みんなで守り育てるしまねの道と川の愛護活動表彰」授与式を行いました。

　知事は「道や川を管理する行政の行き届かないところをご厚意で環境整備をしていただき大変ありがたい。今後も引き続きご尽力をよろしくお願いします」と述べました。

【国土交通大臣表彰】

　鹿賀自治会（江津市）

　一八四クラブ（飯南町）

　大芦道路愛護クラブ（松江市）

【知事表彰】

　〈道路・公園部門〉

　野井区（松江市）

　中野下谷自治会（雲南市）

　上市常会（奥出雲町）

　一畑北友会（出雲市）

　西地合町自治会（出雲市）

　三島寿会（川本町）

　小屋原道路愛護団（大田市）

　谷自治会（江津市）

　一の会（津和野町）

　池田区（隠岐の島町）

　〈河川・砂防部門〉

　雲南環境衛生センター互助会（雲南市）

　今井迫川清掃会（浜田市）

　〈海岸・港湾空港・漁港部門〉

　まほろばの里百済（大田市）

【株式会社長岡塗装店】

〔写真〕古志野功代表取締役社長と

　日本創生のための将来世代応援知事同盟令和２年度将来世代応援企業表彰において、株式会社長岡塗装店（松江市）が「将来世代応援企業賞」を受賞されました。同社は、子育て支援、女性や若者への支援及び働き方改革に早期から積極的に取り組んでいます。

　このたび、知事が株式会社長岡塗装店を訪問し、賞状の授与を行い、企業内を視察しました。