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11月(第2回)定例記者会見(11月29日) 

質問事項

1.北朝鮮による砲撃事案にかかる県の対応について

 

○山陰中央新報

 北朝鮮の攻撃についてなんですが、改めて知事の事態に対する受けとめと、そこをまずちょっとお聞かせ願えますでしょうか。

 

○溝口知事

 一つは、アジアの南から北東にかけまして、いろんなところで領土問題が完全に解決されていない問題があるということで、その中の一つですね、南北の朝鮮の間で領土問題があると。こういう問題をやはり解決を真にしませんと、紛争というものが絶えない。しかし、領土問題があるにしても、武力に訴えて解決を図ろうというようなことは、これは許されないことでありまして、そういう面で問題解決に向けてそれぞれ関係国で努力をしなきゃいかんでしょう、解決の仕方も武力を用いないでやるといったことが必要であります。

 

 それから、この北東アジアにおきまして武力攻撃のようなことが起こるということは、近隣にあります日本もそういうことに対して国民の皆さん、不安を感ずるわけでありまして、この地域における安全な枠組みですね、武力といったものが起こらない、そういう枠組みを構築するということが当面非常に大事な課題ではないかというふうに思いますね。

 今、6カ国協議だとか、そういう努力も行われておりますけども、ぜひとも平和裏にこの領土問題を解決する努力、そういうものについてやはり関係国が合意をしていくという包括的な努力が必要じゃないかという気がいたしますね。

 

○中国新聞 

 水曜日の朝に危機管理連絡会議を開いたのは、これ知事さんの判断で、指示でやられたんですか。

 

○溝口知事

 前日にもう連絡がありますから、ぜひそういうことをやる必要があるということです。

 

○日本海テレビ

 今後の対応をもう少し具体的に、正しい情報と迅速なという......。

 

○溝口知事

 県としては、この事態がどういう状況にあるのか、例えばどういう場所で起こっておるのかとか、それによって直接の被害なんかに巻き込まれるおそれもありますから、その上で、そうでなくてもこの海域で、日本海、その近辺で漁業なども行われていますね。それから今回の場合ですと韓国領に対して砲撃があったわけですから、韓国に修学旅行とか行っている場合もありますね。だから、情報を正確にとらえて、それをいろんなチャネルで県民の方々に伝えていく必要があるということであります。それはいろんな部局にも関連をしますから、県庁一体となってやらなければならないと。

 

 それから、状況に応じて県民の方がどこにおられるかという確認をするとともに、影響がありそうな場合に対応をとらなきゃいけませんね。そういう対応をとっていくと。県民の方々の安全のための県の対応を確認をしていると、こういうことです。

 

○日本海テレビ

 例えばこの間の連絡会議のようなものは、何かしばらくは定期的に行おうという考えなのか、あるいはその都度行おうと......。

 

○溝口知事

 いや、それはもう、方針を確認をしていますし、ある意味でそういうことは定着をしているわけですから、状況に応じて連絡会議であったり、あるいは幹部も関与した会議であったり、いろんなことが考えられますから、把握した情報に応じて迅速に対応を判断していくと、こういうことですね。

 

 

 

 

 


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