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9月(第1回)定例記者会見(9月3日)

■知事コメント

 

 最初に、2つのテーマについてコメントをいたします。

 

 最初は、がん征圧月間についてであります。

 資料もお配りしてありますが、こちらにありますように、がん征圧月間、9月いっぱい、これが行われることになります。この月間では、スローガンは「声かけて 地域ぐるみでがん検診」と、こういうことであります。1960年に始められた全国的な取り組みであるわけであります。

 

 島根県のがんの現状を見ますと、死因の第1位が、約3人に1人ががんでお亡くなりになっておるということであります。それから島根県では年間2,500人の方ががんでお亡くなりになっておるということであります。がんの死亡率、人口10万人当たりで見ますと346.9人で、都道府県別では全国2位ということですが、がんは年齢とともにふえていきますから、島根県、非常に高齢化比率が高いわけでありまして、秋田、島根が大体トップでありますが、高齢化率とがん死亡率を並べますと、大体直線のような関係がありますね。年齢を調整をしますと若干ばらばらになりますが、そういうことであります。

 

 がん征圧月間の主な取り組みとしては、ここに3つあります。9月の11日、第5回がんに関する市民公開講座ということで、島根大学の医学部附属病院の腫瘍センターの主催で、出雲のビッグハートで行われます。それから23日、「知ろう、語ろうがんのことin益田」ということで、益田のグラントワで行われます。それから9月の25、26、休日のがん検診及び啓発活動が松江市の主催で、松江サティで行われると。それから街頭のキャンペーンが県内各地で行われるというふうになっております。がん征圧月間中の主な取り組みは、別紙に、各地でいろいろ行われることになっておりますから、ごらんをください。

 

 2点目でありますが、「RubyWorld Conference」、これが松江でことしも開かれるわけです。

 9月の6日、7日、2日間、くにびきメッセで開かれます。Rubyというコンピューター言語、まつもとゆきひろさん、松江に住んでおられるわけですけども、そういう関係で去年に続き、ことしも松江で行われると。大体去年が1,000人を超えるぐらいでしたが、ことしも今までの申し込みで1,000人近い人が申し込んでおられると。

 

 それから外国からも講師などで、この表にありますけども、来られるということですね。Rubyという言語を国際標準にすると、標準化の作業というのがいろいろ進んでいるというのが一つあると。それからもう一つはいろんな分野でRubyを使ったアプリケーションというんですか、そういうソフトウエアが開発されてきておりまして、そういう紹介があるということであります。

 

 その中の一つの基調講演の中では、まつもとゆきひろさんがなされるということと、楽天の三木谷社長が来られて、楽天などからの立場から、こういうものについてお話があるということであります。県も松江市もソフトウエアのビジネス、特にRubyを中心としたソフトウエアの開発などが島根、そして松江の地で行われるということを支援をしておりまして、産学官で協調をしておりますけれども、島根の取り組みなどもそこで紹介をさせていただくということになっております。

 

 

 

 

 

 


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