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9月(第1回)定例記者会見(9月3日) 

質問事項

1.子宮頸がんのワクチン接種に対する公的助成について

 

○山陰中央新報

 がんのことについて、この征圧月間の取り組みとは直接関係がないですが、今現在、子宮頸がんのワクチンの接種に対する公的助成が全国でも広がりを見せていて、国の方で措置をされるかもしれませんが、今のところの県として、来年度の予算なりで今のところ、知事としては何か県としてアクションを起こされるお考えというのは、要望とかも今あったと思いますが、県としての対応というのは何かお考えをお持ちでしょうか。

 

○溝口知事

 県の方は、一つはがんのワクチン、子宮頸がん以外にも厚生省の方で専門的にどうするかという検討は進められておるということが一つある。それから全国でも市町村などで、その市町村の独自の取り組みとして子宮頸がんのワクチン接種の際の助成を行うというのがありますが、まだ広がりがばらばらでありますし、そういう動向もよく見る必要があると。

 

 県内では邑南町でしたか、1町ありました。しかし、ほかはまだ検討中だろうと思います。それからやはり国自身がどういう対応をされるかということをよく我々も見ていく必要があると思いますし、私どもとしては、やはり全国的な取り組みとしてやるべき、やった方がいいだろうと思います。この地域では受けられる、この地域では助成がある、ないということよりも、やるんであれば、やはり全国的にやる方がいいだろうということで、厚労省にも重点要望の際にお願いしておりますが、国におきましては、予算の要望という、たしか要求でしておられるということであります。年末にかけまして、国がどうするかという対応が進むだろうと思います。我々もそういう動きをよく注視しながら検討を進めていきたいと思いますが、国の状況と同時に、もちろん県内のいろんな意見もありますから、そういうこともよく聞きながら検討していきたいと思っています。

 

○山陰中央新報

 国がリードして全国で広がるのが望ましいということと同時に、島根県内でも今、邑南町とあと考えているのが二、三あるとしても、県内としてもやっぱり一斉に、一様に、県内でやっぱり格差があるのはよくない......。

 

○溝口知事

 やはりそういう基礎的な医療等におけるサービスというのは、地域で余り大きな差がない方がいいだろうという考えは、私は持っていますけどもね。

 

○山陰中央新報

 一義的には国の対応をまず見て......。

 

○溝口知事

 国の対応なんかもよく見ること、それから県内のいろんな御意見などもよく聞いていくということですね。

 

○山陰中央新報

 全額国費が望ましい政策だという、そうでもないですか。

 

○溝口知事

 いや、それをどういうふうにするかということにつきましては、ワクチンもいろいろあるわけですね。高いものから安いものからありますし、インフルエンザなどですと個人個人が必要度に応じて個人負担でおやりになるということもありますし、子宮頸がんの場合はたしか四、五万でしたかね、かなり高価、負担が高いですから、そういうものをどう助成するかという問題じゃないかと思います。

 

 

 

 

 


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