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4月(第1回)定例記者会見(4月9日)

質問事項

2.中国電力(株)島根原子力発電所の保守管理の不備について

 

○山陰中央新報

 中国電力の島根原子力発電所の問題ですけれども、先ほど国の方として資源エネルギー庁と原子力安全・保安院の方が監督責任を持っているので、それが行われるように検討して申し入れていく、その県の姿勢というのはわかるんですが、最終的にさっきおっしゃった原子力発電所の安心・安全、それから県民の安全という立場からいうと、今とまっている状況の原子力発電所が再開するための条件、あるいはその辺のラインというのを知事としてどういうふうに設定されているのかということを、ちょっと改めて確認したいと思うんですが。

 

○溝口知事

 この問題は、中国電力自身の大きな問題があります。そういう電力会社の経営の仕方、あるいは保安管理の仕方、これを監督、検査をするのが国の役割なわけですね。資源エネルギー庁と原子力安全・保安院が関係しますが、私の方からも資源エネルギー庁の長官と原子力安全・保安院の院長に話をしております。そこら辺をしっかりやってもらいたいということですね。彼らも当然、その方向で中国電力に指導しているわけですね。それで、それは4月末までにどうしてこういう事態になったのか、あるいはこれからどうするのか、そういう報告書を法に基づいて提出させるということをやっているわけですね。それを受けて原子力安全・保安院の方がその報告書のとおりでいいのかどうか、あるいはさらに必要なものはないのか、それを厳しく検査をし、チェックをされるわけですね。それで大丈夫だということになれば、原子力安全・保安院の方で一定の手続をとられると思います。

 我々はまた、それを原子力安全・保安院からも中国電力からも説明を聞き、それが妥当な方向で進んでいるということになり、関係の皆さんもそういうことについて理解をされるというような努力をすることによってこの先どうするかということが決まるわけでして、まだそういう段階にあると思いますね。だから、当座は中国電力と検査、監督の責任を持ってやっておられる原子力安全・保安院の作業を見守るということですね。それで、いずれにしてもそこの間がクリアしませんと先に進まないだろうと思います。

 

○山陰中央新報

 その手続としては、そういう形で原子力安全・保安院が大丈夫だという手続と、それからもう一つは立地県である県の判断というのが、要するに原子力安全・保安院がいいと言えばいいということなのか、そこはまず県(の判断が必要なのか)。

 

○溝口知事

 それは内容をよく見て考えないといけませんね。我々もその内容を、現場に行ったり、中国電力から話を聞いたり、原子力安全・保安院からよく聞いて判断しなきゃいけませんね。

 

○山陰中央新報

 それに関連するんですけども、中国電力の方から3月16日に一報が入ってて、それが県の現場組織のところでとまってた。それで知事に伝わったのが公表前の29日だったということなんですが、これ、危機管理という観点からいうと、ちょっとそれはいかがなものかなと思うんですけど、それはどうお考えですか。

 

○溝口知事

 そうですね、そういうことはできるだけ早くしなければいけないので、できるだけ早くやるように指導してまいります。

 

○山陰中央新報

 具体的にはどういうふうな体制というかですね。

 

○溝口知事

 それは、よく、受けた方も報告をされる方からよく報告を聞かなければいけないということですね。それから報告をされる中国電力の方も、わかりやすい説明をしなければいけませんね。

 それから、私はそれと同時に国がもう少しやらないといけないと思ってますけどね。要するに中国電力のそういう安全管理だとかについては、原子力安全・保安院がいわば最終的な責任を持っているわけでしょう。だから原子力安全・保安院の方がもう少し、こういう状況になっているとか、そういうのをもうちょっとやられる方がいいというふうに思っています。

 

○山陰中央新報

 それは中国電力の説明だけじゃなくて、国の方からもきちんと県に対してこういうふうにっていうような(ことですか)。

 

○溝口知事

 ですね。若干はありましたよ。だけど、それもまだ今回の問題なんかは過去に起こったことですから、そこら辺までよく調べ切れてないといったような問題もあるいはあったのかと思います。これからまだ1カ月ぐらい調査をしないといけないというような状況ですからね。そういう事態があるにしても、内容がよくわかるような報告、連絡をすることが、関係者すべてに求められることだというふうに思います。

 

○朝日新聞

 今おっしゃった原子力安全・保安院のチェックと同時に、地元の県がどう判断するかということで、現場に行ったりとか、そういうことをおっしゃったと思うんですけど、改めて聞きますけども、県がやっぱり現場に行ったりとか、中国電力から話を聞くのは、もう日程は決まっているんでしょうか。

 

○溝口知事

 いろんな段階であると思いますね。今、中国電力、さらに報告をすべく調査をやっておりますから、早い時期に県と松江市が一緒になって現場の状況なんかも見るように、それで現場でも話を聞くようなことをするように、今、準備を進めております。

 それで、それはまだ途中の段階ですから、そこでどうこうということにはならないわけです。

 

○朝日新聞

 まだ具体的には日が決まってない(ということですか)。

 

○溝口知事

 それは当座の状況を、例えばこういうところで問題が起こったんだとか、具体的な説明を聞いていかなきゃいけませんからね。それから今どういう調査をやろうとしているのか、現場をよく見、話を聞くということも近々やるように指示をしております。

 それから、そこは全貌がわかるわけじゃありませんし、4月の末になりますと中国電力の報告書が出され、それが原子力安全・保安院に提出されます。原子力安全・保安院がそれに基づいて調査をしますから、あるいはその間にも必要なことが出てくるかもしれませんね。そこはちょっとわかりませんが。あるいは最終的に原子力安全・保安院がこうだという結論を出した段階で、またやらないといけませんね。その上で総合的な判断をしていくということになると思いますね。

 

○山陰中央新報

 その原子力安全・保安院の結果とかって総合的に判断してというのはよくわからないんですけど、それでその結果次第でいうと、今進んでいるプルサーマルだとか3号機だとかというのを見直す可能性もあり得るというような(ことですか)。

 

○溝口知事

 そこはちょっと私も今の段階で、まずやっぱり原子力安全・保安院、専門家の意見、考えをよく聞かないとわかりませんね。

 

○山陰中央新報

 今回の問題は、原子力発電所全体に対する安全性の危険度の大きさというのはかなりちょっと小さいようにも感じる一方で、要するに中国電力がやろうとしていたことが現場の判断でなされない可能性があるということでいうと、要するに企業そのものがきちんと機能しているんかという根幹にかかわっとる問題とも受け取れるわけです。こうなりますと、要するにそうする中国電力が運営する原子力発電所は、本当にちゃんと運営されてるのかというところが問われとるんだと思うんです。だから、ここのところをやっぱり県としてもきちんと中国電力が安全に原子力発電所を運転できるということが確保されているという確認が要ると思うんですね。この仕掛けというのを県としても考えるということが、要するにそれは原子力安全・保安院の仕事なのか、原子力安全・保安院の仕事で技術的に確認されるべきことと、県としてそれを許すか許さないかということの判断には、やっぱりもう一つステップがあるように私は思うんですけれども、どういうふうに考えられますか。

 

○溝口知事

 それはありますね。経営全体とか、原子力安全・保安院もそうですしエネルギー庁もそうですからね。しかし、そこを踏まえないと我々が専門的な(判断をするわけにはいきません)。

 

○山陰中央新報

 踏まえないとというのはわかります。

 

○溝口知事

 持ってる蓄積があるわけじゃありませんからね、やっぱりそこがまずあって、その上で考えるということじゃないですか。

 

※()内は、広聴広報課が書き足した部分です。

 


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