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2月(第1回)定例記者会見(2月7日) 

質問事項

5.竹島問題について

 

○産経新聞

 竹島の問題でちょっとお伺いしたいんですけど、韓国の報道では、竹島周辺の独島海洋総合科学基地の設置工事が間もなく始まる、今週中にもう入札が行われるんじゃないかという報道なんですけども、それについて島根県は情報を把握されてるのかということと、島根県の対応について伺いたいんですが。

 

○溝口知事

 御指摘のような韓国における報道につきましては、担当課が把握をして、私も承知をしております。

 それで、外務省に問い合わせたところ、韓国の海洋科学基地の件は外務省も承知しており、本件を含め累次にわたり明確に我が国の立場を申し入れているという回答を得ております。政府として情報の収集に努め、今後も適切に対応していくことが必要だというふうに考えております。

 

○産経新聞

 それは何か従来から言っている主張だと思うんですけども、さらに基礎工事が始まる前に県の方から外務省を通じて抗議したりとか、そういう考えはないですか。

 

○溝口知事

 外交の問題でありますから、国において適切に対応するように我々も引き続き求めていきたいと思います。

 

○産経新聞

 その中で、2月22日に竹島の日を迎えますが、そこに向けて、今回はどういうスタンスで式典に臨まれるか、お聞かせいただけますか。

 

○溝口知事

 やはりこの竹島の問題につきましては、平和裏に、外交的に解決をしなければならないということで、政府にそういう努力をさらにやっていただきたいということが一つです。

 それから、そのためには国民の方々が竹島問題を正しく理解をしていただくということが必要ですから、国においても国民の方々に正しい情報等を提供する、あるいは啓発活動をされる、そういうことをやっていただきたいと。

 

 それから、それに関連して教育についても、教育の場においても竹島の問題について正しい理解が得られるように、教科書等における取り扱いを含め、適切に対応してもらいたいと。そういうものが進むよう、県としてもさらに県民の皆さんと一緒になって努力をしていきたいと。

 

 それから、啓発の関係では、竹島について、政府における窓口ですね、そういう啓発でありますとかいろんな問題が多岐にわたっていますから、窓口になるようなところを設置してほしいという要望も引き続きやっていきたいということであります。

 

○産経新聞

 今年の式典は、何か趣向を変えたりとかという考えはありますか。

 

○溝口知事

 趣向ですか。

 

○産経新聞

 内容をちょっと見直したりとか。

 

○溝口知事

 やはり県民の方、あるいは各界の方の意見などもああいう場で紹介をしていただくというようなことを始めておりますけども、そういうことも引き続きやっていきたいというふうに思います。

 

 

 

 

 


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