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9月(第2回)定例記者会見(9月16日) 

 


 

■知事コメント  

 

 最初に、私の方から二、三、コメントを申し上げたいと思います。

 

 県の9月定例議会は月曜に始まりまして、補正予算を提出し、明日から質疑が始まるということであります。

 

 それから、国におきましては、本日午後、衆参両院において首班指名が行われ、夕方から新政権の組閣がなされ、これから体制が固まって新しい政権の具体的な政策づくりが始まるということだと思います。我々もそうした動きをよく注視しながら、また知事会あるいは中国5県の知事会などとも連携をとりながら、地方の意見を新政権の具体的な案づくりの過程等におきまして伝えていきたいというふうに考えております。

 

 それから、先日、13日日曜、くにびきメッセにおきまして前知事、澄田信義様のお別れ会が開催されました。これまで県政発展に尽くされました御功績をたたえ、県民栄誉賞を授与したところであります。当日は、県内外から2,000名程度の多くの皆さんが御参列いただき、澄田前知事の御冥福をお祈りしたところであります。

 

 これから秋のシーズンでございますが、芸術文化のシーズンでもあるわけであります。近々予定をされています県立美術館等における催し物の幾つかのものをここに掲げました。

 

 一つは、ここにあります石見のグラントワで石見の仏像展が行われます。石見の仏閣等に安置されています仏像を一堂に集めて展示をするということであります。白鳳時代から平安、鎌倉に続く古い古仏が展示されますが、一つの話題は、既に報道されておりますけども、石見の国分寺、浜田市、旧国分町でありますけども、そこの国分寺の仏像があるわけですけれども、戦国のころ火災で焼けて、その焼け残った、木像が残っていたようでありますけれども、今般、調査をしたところ、どうも全国の国分寺を創設したころの仏像のしんの、表面は粘土等でつくられておったようですが、中に木像があって、当時のものは全国でも見つかってないものだそうでありまして、全国初めてのものらしいという鑑定が出たようであります。それも一つの話題でございます。

 

 それから、こちらへありますけども、県立の美術館でありますが、「桃山・江戸の美」ということで、東京の出光美術館に所蔵されております書画、あるいは陶器等を展示するものであります。いろいろ著名な方の作品が展示をされる予定であります。例えば俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、北斎、広重、浦上玉堂等々のものが展示をされて、重要文化財2点、重要美術品6点を含むそうであります。

 

 それから、こちらにありますけども、御承知のように今年の3月末までNHKで放映されました連続テレビ小説「だんだん」の舞台版が県の県民会館の大ホールで公演をされるということでございます。主催は社団法人松江観光協会と松江市でございますけれども、11月の8日、午後と夕方、2回公演される予定で、マナカナさん、それから吉田栄作さんなども出演をされるということであります。既にけいこも始まっている模様でありまして、今度は舞台で再びテレビの感動を味わうことができるということでございます。


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