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中山間地域の地域づくり手法の研究開発

 このページの構成は、以下のとおりです。

  • 地域研究の基本フレーム
  • トピックス
  • 令和2年度の研究
  • 研究成果(過去の業績)
  • 中国5県共同研究(中国地方知事会中山間地域振興部会共同研究)
  • 研究・現場支援ツールの開発(人口推計、GIS)

 

地域研究の基本フレーム

 社会科学的な視点から、持続的な地域システムへの形成を支援するシンクタンクとして、実態分析、シミュレーション、モデル構築、政策立案・評価機能を発揮していきます。

※地域研究の基本フレームはこちらからご覧いただけます。
 

トピックス

令和2年度の研究

研究の枠組み

 重点研究・地域モニタリング調査・共同研究の構成で調査研究を実施しています。

研究の枠組み

重点研究(研究期間:前期はR2〜3年度の2年間)

 「次世代育成環境づくり」「暮らしの環境づくり」「定住の流れづくり」に関わる5本の研究課題を実施していきます。

 

研究の全体像

 

 

新たな時代に対応した地域コミュニティの運営体制と展開手法

内容:地域運営組織における体制や事務局の状況を把握し、事務局に求められる人材像や世代交代のタイミングを明らかにする

調査項目:人口規模に応じた適切な地域運営体制と事務局が担う機能

地域運営に必要な人材・スキルと円滑な世代交代手法

地域運営組織に必要な財源確保状況

地域運営組織の状況に応じた支援体制のあり方

 

 

人口減少に対応しうる生活機能維持の仕組みと運営体制

内容:地域住民組織による生活機能維持の仕組みを検討、運営体制、行政の効果的な支援施策を整理する

調査項目:生活機能維持の仕組みの持続的展開に必要な条件の整理

(※生活機能:生活支援、移動支援、買い物環境維持を想定)

生活機能維持の仕組みの立上手順の整理

地域運営組織と企業が連携した生活機能維持事業等の可能性検証

 

 

中山間地域における少子化要因及び子育てしやすい社会経済環境

内容:少子化要因の分析と所得水準・子育て時間・就労条件、支援サービス等を総合的に分析し、子育てしやすい社会条件を整理する

調査項目:世帯の状態と出生の関係性(仮説)整理

地域の子育環境と出生の関係性(仮説)整理

 

 

若者世代の定着のための条件整備

内容:Uターンの条件把握(Uターンの障壁・他出時の出身地との関わり等)と

地域づくりに若い世代が関わる上での条件や体制を把握し、若者世代の定着に必要な条件を整理する

調査項目:地域のUIターンをしている若者の意識の把握、地域活動への関わり方の把握

移住・定住促進に向けた地域の取組内容、実施体制の把握

地域活動への若者世代の関わりの把握

 

 

他出者と出身地域の関わりの拡大

内容:関係人口や他出子の把握、果たしている機能や役割、地域住民や集落活動がどのように関係しているのかを把握する

調査項目:地域のUIターンをしている若者の意識の把握、地域活動への関わり方の把握

移住・定住促進に向けた地域の取組内容、実施体制の把握

地域活動への若者世代の関わりの把握

 

 

共同研究・受託研究

研究成果(過去の業績)

 過去の研究について、各テーマから研究概要をご覧いただけます。

 

◇コミュニティ

 ・地域の現状把握手法の開発および小さな拠点づくりの今後の展開の枠組みについての研究(New)

 ・地域包括ケアと連携した小さな拠点づくり(New)

 ・中間支援組織の実態把握と連携の可能性検証(内容更新)

 ・中山間地域の地域運営における都市住民の役割〜地域運営に貢献する二地域居住者を中心に〜

 ・地域経営手法の確立に関する研究(集落運営から「郷」づくりへ)

 ・持続可能なコミュニティ運営に関する研究

 ・中山間地域における次世代型交通システム

 

◇コミュニティ(経済)

 ・住民組織による経済事業の持続的運営手法についての研究(内容更新)

 ・次世代を支える地域経済循環手法の研究

 ・都市住民を対象とした来訪型産業クラスターの構築に関する研究〜産直市を核とした6次産業化の手法と効果〜

 

◇環境・体育教育分野

 ・中山間地域における適正な農林地の利用・管理に関する研究

 ・中山間地域の自然や環境を利用した体験事業の推進に関する研究

 

◇次世代定住

 ・地域による合計特殊出生率の差異の要因分析(New)

 ・子育て世帯の家計、働き方、暮らし方、子どもの教育環境の把握と定住に有効な条件整備の研究(内容更新)

 

◇人材育成・確保

 ・他出子と出身地・世帯の関わりと連携の可能性(New)

 ・外国人の定住の課題と可能性分析(New)

 ・外部人材の募集、制度運用、定着支援条件の整理(内容更新)

 

中国5県共同研究(中国地方知事会中山間地域振興部会共同研究)

 平成10年に、中国地方の中山間地域の振興策についての調査研究等を推進するため、中国地方5県の広域連携組織として「中国地方中山間地域振興協議会(現中山間地域振興部会)」が組織され、島根県中山間地域研究センターは、この協議会の共同研究機関として5県を対象として、中山間振興に係る調査研究を行っています。

 

〔近年の共同研究概要〕

<平成30年度>「中間支援組織と協働した地域づくり支援手法」

近年、中山間地域の地域づくりの支援主体として取り上げられていることの多い中間支援組織について自治体等との協働の実態、組織運営の実情、今後の自治体との協働を推進していくために必要な条件整備等を研究しています。

 

<平成29年度>「若者世代に選ばれる中山間地域の創り方」

今後の若者世代(2040代)定住推進に必要な条件の研究を行っています。中国5県市町村の2040歳代の人口動向、同市町村の定住施策実施状況と若者世代増減への影響、若者世代が増加している市町村・エリアの定住要因等の分析、今後の若者世代定住に必要な要件等を提言しています。

 

<平成28年度>「中山間地域の定住と経済循環を支える拠点の形成」

「小さな拠点」をはじめ中国地方各地で取組が進みつつある公民館エリア等を範域とする地域運営の仕組みについて、必要な機能、形成ステップ、今後の推進に必要な条件整備等を調査・提言しています。

 

詳細はこちらからご覧下さい(中国地方知事会中山間地域振興部会)

 

 

研究・現場支援ツールの開発<人口推計、GIS、家計分析等>

 より効率的に研究や地域づくりの支援を進めるため、“小地域”、“見える化”、“シミュレーション”を基本視点に、GIS、人口推計、家計分析などのツールやツールを用いた現場支援手法の開発を進めています。

 

人口推計プログラム

 人口推計プログラムは、公民館区エリアや小学校区エリアなど、より住民に身近な範域での年代別の人口の動きや将来人口推計、人口減少を止めるために必要な定住世帯数算出などをすることができます。

 県内での小さな拠点づくりの支援や市町村の推進体制づくり等で使用しています。また、本プログラムの推計技術を用いて、ホームページ上から自分の地域の人口分析や将来人口推計ができる【しまねの郷づくり応援サイト】が運営されています。

 

【人口推計プログラム】の紹介

【しまねの郷づくり応援サイト】(外部サイト)

 

 

GIS(地理情報システム)

 GIS は、地図や航空写真の上に人口、産業、資源等の様々な情報を重ね合わせ、位置情報を含め分析し、視覚的に表示させるシステムです。

 当センターでは、特に身近な地域(小地域)での資源、課題、活動、人材の見える化やこれらの要素をクロスさせた詳細分析を基本に GIS を活用した研究・支援をしています。

 

【「マップonしまね」島根県統合型GIS(外部サイト)】

 マップ on しまね(島根県統合型 GIS )は、島根県の道路台帳、土砂災害危険個所、森林情報、鳥獣保護区などの情報をインターネット上で公開された地図上に登録したもので現在、約200のマップがあり、誰でも、いつでも、どこからでも利用できるようになっています。当センターでも地域づくりや環境学習に取り組む団体向けに利用をサポートしています。

 

【農地一筆マップ(PDF形式:1,610KB)】

GIS を利用した田・畑・樹園地など地域のほ場利用状況の見える化や将来の利用状況の予想、農地利用の計画策定ツールを開発しています。住民の方々による地域の田・畑・樹園地などのほ場一筆ごとのデータベースづくり(土地所有者の名前・年齢、作付状況など)やデータを利用した分析等を支援しています。

 

 

家計分析ほか

【地域版家計調査ソフト】

 地域版家計調査は、国等の統計で把握することが困難である中山間地域に居住する世帯の生活費や教育費を把握することを目的に構築されました。家計の見直し機能を搭載した「地域版家計調査ソフト」を開発し、2011年度より継続実施しており、現在約180世帯分のデータを蓄積しています。また、移住希望者に対し情報提供するとともに、市町村定住担当者、県の定住支援事業等にも提供しています。

定住世帯の家計設計支援ソフト『田舎くらし設計』や、『地域経済循環調査・分析・シミュレーションプログラム』の基礎データとしても利用されています。

 

【中山間地域に暮らす世帯の将来の生活費・教育費等シミュレーションソフト『田舎くらし設計』】

 地域版家計調査のデータを用いた世帯の将来の生活費・教育費等シミュレーションソフト『田舎くらし設計』を開発し、実際の移住者に対し、将来かかる生活費や教育費等の情報提供や、市町村及び関係団体の定住モデル構築を行っています。

 

 


お問い合わせ先

中山間地域研究センター

島根県中山間地域研究センター
〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207
TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758
Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp