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☆統計グラフコンクール作品の作り方☆

 統計グラフコンクールの作品づくりにチャレンジしてみませんか?

 現代では、多くのデータを正しく読み取ったり、分析したりする力が必要です。

 文字や数字だけのわかりにくいデータや資料などもグラフで表すことで、より簡単により詳しく理解することができます。

 統計グラフコンクールの作品づくりを通して、統計について理解を深めましょう!

 ここでは、統計グラフコンクールの作品の作成手順についてご紹介します!

 

1.テーマを決めましょう。

 

 コンクールのテーマは自由です。

 毎日過ごしているなかで、疑問に思っていることや、興味を持っていることはありませんか?

 「こんな内容でなきゃダメ!!」ということはありません。自分の好きなことや学校や地域のこと、ニュースで話題になっていることからテーマを探してみましょう。

 

イラスト2

イラスト

 

 

 

イラスト3テーマが決まらなくて悩んだら、過去の作品からヒントをもらいましょう!イラスト4

 過去の作品はこちら

2.テーマにあったデータを集めましょう。

 

 いろいろなところからデータを集めてみましょう。

 ※小学校4年生以下は、自分で観察や調査した結果を作品にしてください。

 

(1)観察してデータを集める。

 ・虫の観察、植物の成長記録など自分で調べたことを紙に記録する。イラスト6

 (2)アンケート調査をする。

 ・紙のアンケート用紙をつくる

 ・パソコンやタブレットを使ってweb上でアンケートをつくる。

 (GoogleフォームやMicrosoftフォームなど作成ツールを使うとアンケートの作成・集計ができます。)

 イラスト7

 

 

 

 

(3)新聞や本、インターネットなどを使ってデータを集める。

 ・図書室などを利用して自分のテーマの資料を探す。

 ・インターネットを使って知りたいデータを検索する。

 「しまね統計情報データベース」〔外部サイト〕では、島根県の統計データが探せます!

 「しまね統計情報データベース」の使い方はこちら

 「なるほど統計学園」(総務省統計局)〔外部サイト〕では、データの探し方やグラフの作り方を調べることができます!

 

 イラスト8イラスト9

 

3.調べたことを整理しましょう。

 

 B5かA4の用紙に調べたことをまとめましょう。

 この用紙も作品と一緒に提出してください。提出方法はこちら

 調べたことを整理しながら、自分の考えもまとめましょう。

 考察を書くときは、調査の結果だけでなく、最初予想していた考えとどう違ったのか、その原因は何かを書くと見た人に伝わりやすくなります。

イラスト10

 

イラスト11注意するポイントイラスト11

◎まとめるときは、調べた時期、対象者、対象の数、調査方法を記載しましょう。

◎新聞や本のデータを使う場合は、出典名(新聞や本の名前)と資料の時期(調査日や調査年度)を作品に記載し、取材資料を作品に添付しましょう。

◎インターネットのデータを使う場合は、インターネットサイトの名前、ホームページのアドレスを作品に記載し、取材資料を作品に添付しましょう。

4.タイトルを考えてみましょう。

 

 自分の伝えたいことやグラフの内容を分かりやすく表現し、見る人の興味を引くタイトルを考えましょう。

 表現方法を工夫すると、より伝わりやすくなります。イラスト12

 

 

 

 

 

 

 

イラスト13例えばこんな表現方法がありますイラスト14

「知りたい!!スマホの使い方!」(R6作品)、「教えて!みんなの日やけじじょう」(R4作品)のように倒置法を使う方法

 「結婚についてどう思う?」(R5作品)、「待機児童を知っていますか?」(R5作品)のように疑問形にする方法

 「ニュース!ツキノワグマの現状~問題生物は増えているのか?減っているのか?~」(R6作品)のように副題を使って効果的に表現する方法

 

 

 

 

 

 

5.グラフの種類を選びましょう。

 

 グラフにはさまざまなものがあります。どのグラフを使うかは、そのグラフで何を表したいかによって決めることになります。

 

 イラスト15

【主なグラフの種類】

棒グラフ…棒の高さで大小を比較する

円グラフ…全体の中での構成比をみる

折れ線グラフ…量が増えているか減っているか比較する

絵グラフ…同形の絵を並べ、大小を比較する

 

 

 

 

 

 

 

 

イラスト16注意するポイントイラスト17

◎単位の記載が漏れていないか確認しましょう。

◎グラフの目盛りは0(ゼロ)から始めましょう。

 

 パソコンを使ってグラフを作るには、エクセルなどの表計算ソフトをはじめ、さまざまなアプリがあります。パソコンでグラフを作った場合は、「パソコンの部」で応募しましょう。

 

6.構図、レイアウトを考えましょう。

 

 グラフや表の位置、文字の大きさなど、どのように配置すると見やすくなるか考えましょう。また、一番伝えたいことはイラストや色を使って目立つようにすると分かりやすくなります。

 紙で作品を作る場合は、下書きをしましょう。下書きができたら家族や友達に意見を聞いてみましょう。自分では気づかなかったことが分かりますよ。イラスト18

 

 

イラスト21注意するポイントイラスト20

◎用紙のサイズはB2判(72.8cm×51.5cm)です。

 このサイズより大きくても、小さくても審査の対象外になりますので注意しましょう。模造紙B2サイズは規格より大きいため切って使いましょう。

◎ほかの人が作成したイラストや写真は使うことができません。(フリー素材のイラストも使えません。)

 

 

 

 

 

 

 

7.作品を仕上げましょう。

 

 作品が出来上がったら見直しをしましょう。数値やグラフに間違いがないか、誤字脱字が無いか、折り紙などを張り付けている場合は、剥がれそうなところがないか確認しましょう。

 チェックシートはこちら

 確認が終わったら、作品の裏に出品票を貼って提出しましょう。イラスト19

 

作品を作ってみていかがでしたか?

テーマを決めたり、調査をしたり作品づくりには時間がかかりますが、どのデータが必要なのか、どのグラフを使えば伝わりやすくなるのか考えることで統計についての理解が深まったのではないでしょうか。

これからも統計グラフコンクールの作品づくりを通して、統計の力を伸ばしていきませんか。イラスト20

 

 

 

 

8.よりよい統計グラフを作るために(リンク先)


お問い合わせ先

統計調査課