石見感染症科
県西部の食品の収去検査、感染症および食中毒の検査などを行っています。また海水浴場や事業所排水等の大腸菌検査なども行っています。
(TEL:0855-29-5564)
収去検査
収去とは、食品衛生法に基づき、店舗などから無償で検査に必要な最小限の量の食品を提供していただくことをいいます。
石見感染症科では、県西部の保健所(県央、浜田、益田保健所)で収去された食品の細菌検査を実施し、一般生菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌などが食品衛生法による基準を逸脱していないかを検査しています。
海水浴場、事業所排水等の大腸菌検査
県西部各地域の水質検査について、海水浴場遊泳適否調査と事業所排水等の監視調査に係る大腸菌検査を行っています。
食中毒や感染症の集団発生時の原因究明調査
食中毒の発生時には、保健所と連携して病原体、感染源の究明、疫学調査を行っています。また、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、サルモネラ、エルシニアなどの食中毒原因菌や下痢症ウイルスを対象に感染源、感染経路、汚染分布などの調査を行っています。
感染症病原体の流行状況の把握(ARI)
急性呼吸器感染症(ARI)について、対象疾患の流行状況を把握し新興・再興感染症の発生を察知するために、県西部の定点医療機関において患者から採材された検体の遺伝子検査を行っています。
感染症病原体の疫学調査研究
感染症法に基づき、麻しん風しんなどウイルス性疾患やダニが媒介する日本紅斑熱などの感染症について遺伝子検査を行っています。
お問い合わせ先
保健環境科学研究所
〒690-0122 島根県松江市西浜佐陀町582-1
tel:0852-36-8181
fax:0852-36-8171
hokanken@pref.shimane.lg.jp