島根県報道発表資料SHIMANE PREFECTURE PRESS RELEASE

1980 汽水湖汚濁メカニズム解明調査ワーキンググループ報告書

 汽水湖である宍道湖・中海の水質汚濁メカニズムを解明するため、平成22年度に「汽水湖汚濁メカニズム解明調査ワーキンググループ」を立ち上げ、様々な角度から検討を行ってきました。
 今回、前回平成26年8月に公表した報告以降に得られた知見を加えて報告書として取りまとめましたので資料提供します。
 なお、報告書は下記のとおりホームページに掲載しています。
                    記
1.今回得られた主な知見
 ・比較的小規模な農業集落排水処理施設においても鉄電解法によるリンの除去は有効であ
  ることが分かった。
 ・宍道湖、中海及び斐伊川には一定量の分解されにくい物質が存在していることが確認さ
  れた。
 ・アオコの発生にはこれまでの調査で明らかになっていた水温と電気伝導度に加えて、リ
  ン酸態リンが関与していると考えられた。
 ・ヤマトシジミの餌としては、EPAやDHAを多く含む Thalassiosira pseudonana(正
  しい表記はイタリック体)などの珪藻が有用であると考えられた。

2.目的、経緯
 ・宍道湖・中海は、負荷削減施策を続けてきたにもかかわらず水質は横ばいで改善が見ら
  れないこと、汽水湖特有の生態系の絡んだ複雑な水質形成プロセスを有することから、
  平成22年度に専門家からなる汽水湖汚濁メカニズム解明調査ワーキンググループを立
  ち上げ
 ・物質収支を把握しやすい上流の宍道湖から、調査・検討を開始
 ・平成26年8月、それまでの検討により得られた知見を取りまとめ、報告書として公表

3.今後の方向性
  汽水湖汚濁メカニズムに解明されていない点について、引き続き調査検討を行うととも
  に、宍道湖で得られた知見を基に、将来的に中海について調査・検討を行う予定

・汽水湖汚濁メカニズム解明調査ワーキンググループ報告の概要
・汽水湖汚濁メカニズム解明調査ワーキンググループ報告書
・ホームページアドレス
https://www.pref.shimane.lg.jp/infra/kankyo/kankyo/shinjiko_nakaumi/suisitukenkyu/mekanizumu-WG/mekanizumu_wg.html