水害時の衛生対策と消毒方法
水害により、家屋等が雨水等の汚水に浸水すると、その後、細菌等が繁殖しやすい環境になり、食中毒や感染症が発生する恐れがあります。
これらを予防するため、対策等について、参考となる資料等を紹介します。
浸水した家屋等の感染症対策
感染症予防対策等について
食中毒の予防について
- 調理や食事前、用便後には、必ず石けんで十分に手洗いをしましょう。
- 生水は飲用しないでください。
- 汚水等で汚染された井戸、受水槽については、安全を確認した後使用しましょう。
- 水に浸かった食品や、停電等により保存温度が保てなかった要冷蔵・要冷凍食品は、食べずに廃棄しましょう。
- 発熱、下痢、腹痛などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。水害後の後片づけで疲労が蓄積すると体の抵抗力が低下します。慢性疾患に罹っている人、高齢者、乳幼児は特に注意をしましょう。
消毒方法について
消毒薬は、過剰に使用すると人体や環境への影響を与えることがあります。使用は、必要最低限としましょう。
また、使用の際には、取り扱い説明書に従い、事故が起こらないよう注意しましょう。
特に小さなお子さんがいる家庭では、消毒薬を誤って飲まないように注意しましょう。
逆性石けん (塩化ベンザルコニウム等) |
家具や床等の消毒(雑巾に浸して拭く)に適しています。 0.1%濃度(10%製品の場合の希釈:水1リットル+本剤10ml)に希釈して使用します。 |
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次亜塩素酸ナトリウム液 (家庭用塩素系漂白剤等) |
食器類の消毒には、薬液に5分以上浸した後、水洗いします。 0.02%濃度(5%製品の場合の希釈:水1リットル+本剤4ml)に希釈して使用します。 ※混ぜると危険:他の薬剤(酸性のトイレ洗浄剤等)と混ぜないように注意しましょう。 ※使用の際は、手袋をしましょう。金属には使用できません。 ※拭き消毒に使用した場合は、水で再度拭きましょう。 |
速乾性すりこみ式 手指消毒薬 |
水道水と石けんでよく手洗いした後、きれいなタオルで拭き、本剤を適量手指にすり込む様にして使用します。 |
消毒用アルコール | 冷蔵庫等の消毒に適しています。本剤をしみこませた布等で拭きます。 |
参考
お問い合わせ先
感染症対策室
健康福祉部感染症対策室
TEL:0852-22-6896・6902
MAIL:kansen2@pref.shimane.lg.jp
▼外来対応医療機関に関する問い合わせ
TEL:0852-22-6532・5254
▼新型コロナワクチンに関する相談
TEL:0852-22-6175・6176
▼新型コロナウイルス感染症に関する健康相談(発熱時の受診相談、陽性判明後の体調急変時の相談、罹患後症状(いわゆる後遺症)の相談先案内など)
【健康相談コールセンター】
お住まいの市町村の管轄保健所の番号へおかけください。 (受付時間 8:30~21:00)
・松江保健所(松江市、安来市) TEL:0852-33-7638
・雲南保健所(雲南市、奥出雲町、飯南町) TEL:0854-47-7777
・出雲保健所(出雲市) TEL:0853-24-7017
・県央保健所(大田市、川本町、美郷町、邑南町) TEL:0854-84-9810
・浜田保健所(浜田市、江津市) TEL:0855-29-5967
・益田保健所(益田市、津和野町、吉賀町) TEL:0856-25-7011
・隠岐保健所(海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町) TEL:08512-2-9900