食中毒の予防
次に、食中毒を予防する方法を考えてみます。
先に書いたように、食中毒が起こるには、「1食中毒菌が食べ物などに付く」、「2食べ物の中で食中毒菌が増える」、「3生きた食中毒菌をたべる」ことが必要でした。
従って、食中毒を予防するためには、この3つの条件を取り除いてやれば良いのです。
つまり、「1細菌をつけるな」、「2付いたら増殖させるな」、「3増殖したら殺せ」が食中毒予防のキーワードとなります。
これを「食中毒予防の三原則」と呼んでいます。あるいは、
1清潔(食品などの取扱いを清潔にすることで、食品に菌をつけない)
2迅速(食品の取扱いを、スピーディーに行うことで、菌に増殖する時間を与えない)
3加熱または冷却(加熱することで菌を殺す、または冷却することで菌の増殖を防ぐ)
という言葉に置き換えることもできます。これも、「食中毒予防の三原則」です。
最近は、HACCPやISO9001などの高度な衛生管理の手法が考えられていますが、これらも三原則が基本になっています。
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