苗木の育苗・植栽から伐採までの効率的な作業技術を確立するとともに、ナラ枯れなどの病害虫の防除技術の研究と支援を行い、健全な森林の育成と林業の振興を図ります。
当センターでは林業用苗木、人工林、天然林で発生した病害虫・気象害等による樹木の衰弱・枯死について診断を行っています。
診断を希望される方は、診断用カードに必要事項をご記入・入力のうえ、依頼物件とともに直接当センターにお持ち頂くか、送付してください。県内の方がご利用できます。
例 1 )スギコンテナ苗灰色かび病
本病は苗木の組織が柔らかい時期に発生し、茎葉を枯死させます。病原菌はボトリチス菌で湿度が高い条件で発生します。
( 1 )灰色かび病によって多数生じた主軸と側軸の枯死( 2 )主軸の枯死(拡大)
例2)スギコンテナ苗立枯病
根腐れによって立枯が生じます。夏季に発生しやすく、カビの1種(フザリウム)が病原菌であると考えられています。
立枯病によって多数枯死したスギコンテナ苗( 1 年生、 8 月上旬)
ご不明な点等ありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
庭木・緑化木の病害虫については対応していません。庭木についてはご近隣の樹木医(あるいは「NPO 法人しまね樹木医会(外部サイト)」)にご相談ください。
TEL:0854-76-2025FAX:0854-76-3758
Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp