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13年目!2014/5/28(水)

天気晴れのアイコン画像

 

 

 センターの共催事業のひとつ「斐伊川・神戸川流域環境マップづくり」は、今年度13年目となりました。

 

主催は、NPO法人しまね体験活動支援センターさん。

流域の小中学校や公民館の児童・生徒たちが川の生き物による水質調査などを行っています。その調査内容は、

「マップonしまね」(島根県統合型GIS)を使って、情報発信しています。

 

調査参加校の教職員さんが、児童・生徒に指導できるようにといった目的で調査開始前に毎年実施されているのが、指導者研修会。

 

昨日27日(火)、出雲市佐田町乙立にある『わかあゆの里』で今年度の指導者研修会がありました。

 

最初に斐伊川、神戸川、中海・宍道湖の水質について国土交通省出雲河川事務所職員さんよりお話しがありました。

その後、川辺へ移動し河川の透明度確認、PHとCODの測定体験です。

 

(写真)透視度確認(写真)PH・CODの測定体験

 

そして、子どもにかえって楽しめるのが水生昆虫採集♪

いざ、川の中へ。

 

(写真)水生昆虫採集(写真)網ですくいとったもの

 

この採集時間がいちばん楽しいのではないでしょうか。時間が足りないくらいです。

川の中の石をはぐり、底面についているものを全部網ですくいます。

小石などの中に混じって、ちょろちょろ動いている水生昆虫をより分けます。

 

(写真)水生昆虫確認(写真)水生昆虫分別中

 

今回6回目の参加でしたが、初めて見る水生昆虫もいました。

そのひとつが、コオニヤンマ。カワゲラも見本の写真に掲載されているのと一緒とわかるくらい大きかったです。

 

(写真)コオニヤンマ(写真)カワゲラ

 

水生昆虫のことならこの方!

(財)島根県環境保健公社の戸田さんです。指導者研修会では、いつもお世話になっています。

ほかにもお二人の職員さんにお世話になりました。

 

(写真)水生昆虫に詳しい戸田さんが指導

 

前日の雨で河川の様子が心配でしたが、無事、指導者研修会は終了しました。

参加された教職員さんからは、参加して良かったと感想をいただきました。

 

ご指導いただきました皆さま、参加されました皆さま、ありがとうございました。

 

ちょうど時期なのか『わかあゆの里』では、カジカガエルの鳴き声を聞くことができます。

見ることもできました。吸盤が特徴的ですよね。

おたまじゃくしも沢山いました。

 

 

◇◆◇情報コーディネーターわたなべ◇◆◇

 

 

 

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