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シカト試験す2013/6/17(月)

天気晴れのアイコン画像

 

 

さて写真は、「人を指して鹿と為す」ではなく、調査の一コマ。

 

鹿がどのような木を好んで食べるか?という試験の設定状況です。

 

(写真)試験風景

「チーム林」精鋭部隊(林主任研究員、中村・藤原嘱託職員で構成)による試験風景

 

 

 出雲北山では、松くい虫によってマツ林で枯死被害が拡大しています。山腹下部には居住地等も

あるため、植林などによって森林の公益的機能を早期に回復すことが望まれます。

 しかし、出雲北山にはニホンジカが多数生息しており、これらがせっかくの植栽木を食べてしまうこと

が問題になっています。シカの食害は植栽木だけでなく、地域の貴重な植物の消失、裸地化による

土砂流亡などの問題も発生します(H24年12月27日コラムも参照下さい)。

 

 そこで、中山間地域研究センターでは、ニホンジカの好まない樹木を植栽して、確実・早期・低コストで

植生回復することを目的に試験を計画しています。

 この試験に協力いただくのは大田市大田町の代官山動物園に飼育されているニホンジカ

(多用とお急ぎで無い方、是非、代官山動物園にお越し下さい)。

 

 ただ、人に餌を与えられる生活を二十年も送ってきた雌の個体とのこと。野性を失っていて、与える苗木を

食べてくれず、‘シカト'されるかも知れない。という心配から、予備試験をしたところです。

 結果は成功で、設置した苗木をしっかり食べていただきました。何とか次の段階「シカと試験する」段に行け

そうです。

 調査や試験が期待どおりの方向に進んでゆくとうれしいものです。

 

大田市に、この木が旨いと食うシカの、声聞くときぞ試験は楽し(虫丸太夫)

 

(写真)シカ

3種類の苗木を食し、「お好み」も示していただきました。

 

 

***森林保護育成科福井***

 

 

 

前回のコラム

 

 


お問い合わせ先

中山間地域研究センター

島根県中山間地域研究センター
〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207
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Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp