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痛みの原因は?

令和元9月20日(金)晴れ

 

 

生垣の葉に手が触れた瞬間、焼けた針が刺さったかと思うような痛みがありました。

間違いなく虫に刺されたと思い、探してみると・・・

 

見つけました。葉の裏にびっしりと。

 

(写真)

 

これは、イラガ(イラガ科に属す種の総称)と呼ばれる蛾の幼虫です。

たくさん突き出ているトゲが危険です。

幼虫は若齢だったので種名はハッキリしませんが、ヒロヘリアオイラガが疑われます。

 

イラガの幼虫はカキ、リンゴ、ナシ、ウメなど果樹のほか、いろいろな樹木で見られます。

有用広葉樹ではサクラ、ケヤキなど、特用樹ではクリ、クルミ、ナツメ、ツバキなどは要注意です。

生垣の樹種はベニカナメモチでした。

 

刺された直後は、放ってはいられない痛みでした。

その後24時間はヒリヒリ感があり、数日は痛痒い感覚が続きました。

幼虫は78月に多いですが、10月にも生息することがあるので、この先しばらくは警戒が必要です。

  

 

**きのこ・特用林産***

 

 

 

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