平成24年度文化芸術次世代育成支援事業<しまねの文化芸術体験事業>

平成24年度の実施状況

平成25年3月15日現在

次世代育成支援事業一覧
団体名 事業概要(開催地等)

島根県オーケストラ連絡協議会

中学生への弦楽ワークショップ・合同演奏(ワークショップ:出雲市、演奏会:松江市)

島根県合唱連盟

学校の合唱クラブ・少年少女合唱団の児童生徒への合唱講習・合同演奏と招待演奏(松江市)

島根県吹奏楽連盟

小学生への管楽器ワークショップ・指導者との合同演奏(松江市、出雲市、益田市)

島根演劇ネット

小学生への「表現力」「コミュニケーション能力」ワークショップ・演劇の成果発表公演(松江市、大田市、出雲市)

島根県太鼓連盟

小学生への実演鑑賞指導・成果発表、太鼓団体の模範演奏(出雲市)

島根県地歌舞伎連合会

小学生への出雲歌舞伎の実演鑑賞指導・成果発表公演(出雲市)

島根県高等学校文化連盟

高校生への舞台美術講習会(松江市)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーケストラ連絡協議会

 

弦楽キャンプ全員での合奏練習弦楽キャンプ

弦楽キャンプ全員での合奏練習弦楽キャンプ

1分野・ジャンル

弦楽器

 

2実施状況

■ワークショップ

実施日時平成24年8月7日(火)〜9日(木)

会場県立青少年の家「サンレイク」(出雲市)

参加者数生徒103名、引率4名、指導講師15名計122名

実施内容弦楽キャンプを実施した。プロ弦楽器奏者4名を含む弦楽・管楽器奏者から中学生が演奏技術の指導を受け、秋の演奏会を目指して練習のポイントなどを具体的に教わった。

■公演

実施日時平成24年10月8日(月・祝)14:00〜15:30

会場松江市総合文化センタープラバホール

参加者数中学生100名、引率10名、指導講師4名計156名

実施内容弦楽キャンプ参加者や、中学・高校の弦楽部(吹奏楽も含む)による合同演奏会。中学生は、各校の演奏のほか、合同で弦楽キャンプで指導を受けた曲を演奏した。

3効果及び成果

(島根県オーケストラ連絡協議会)

プロの指導を受けた中学生たちは、その成果を十分に発揮して、高校生にひけをとらない演奏を披露した。終演後は高校生の代表が、「高校に入っても各校で弦楽活動を続けて欲しい」と誘ったのは、この事業の趣旨に照らし、良かった。

 

 

島根県合唱連盟

 

第1回若い芽のための合唱フェスティバル合唱ワークショップ

第1回若い芽のための合唱フェスティバル合唱ワークショップ

1分野・ジャンル

合唱

 

2実施状況

■ワークショップ

実施日時平成25年1月26日10:00〜12:30

会場松江市総合文化センター大会議室

参加者数松江プラバ少年少女合唱隊(49名)

 法吉小おんぷクラブ・城北ジュニアコーラス合同(法吉小14名、城北小10名)

 島根大学教育学部附属小学校ちどり合唱クラブ(25名)

実施内容「第1回若い芽のための合唱フェスティバル」

和歌山児童合唱団指揮者沼丸晴彦先生を講師に迎え、合唱指導を受講した。ハンドサインを使っての音階の特性を確認、ハミングや母音での発声、ゲームを交え団体相互の交流を深めながら、テキストを仕上げていく。テキストには「ビリーブ」(みなづきみのり作詞・作曲)、及び「歌声はどこにいくの」(みなづきみのり作詞・松下耕作曲)を使用した。

 

■公演

実施日時平成25年1月26日13:30〜16:30

会場松江市総合文化センタープラバホール

参加者数松江プラバ少年少女合唱隊(49名)

 法吉小おんぷクラブ・城北ジュニアコーラス合同(法吉小16名、城北小10名)

 島根大学教育学部附属小学校ちどり合唱クラブ(25名)

実施内容「第5回松江市合唱の祭典」の中でワークショップの成果発表や個々の団体の発表をした。

(1)ワークショップの成果発表

・同声合唱とピアノのために「ユウキノウタ」より

 "歌声はどこにいくの"(みなづきみのり作詞松下耕作曲)

・ビリーブ(杉本竜一作詞作曲)

(2)各団体ごとの自由曲の発表

 

3効果及び成果

(松江プラバ少年少女合唱隊)

ハンドサインによる音階のアプローチは、美しい響きを生み出し、素晴らしいハーモニーへとつながった。

子供同士の交流は、お互いの良き刺激となり、プラバホールでの大合唱による演奏は、合唱活動の意欲を高めた。

 

(松江市立法吉小学校・松江市立城北小学校)

特別講師の沼丸晴彦先生の明るく楽しいご指導に触れ、自然に子どもたちの力が引き出されていった。ハンドサインにより、音階の音、一つ一つの特性を明確なイメージをもって体得することができ、その後の練習で、ハンドサイン、階名唱は、より正しく効率的な音取りに役立っている。公演では幅広い年齢層の団体に触れ、合同演奏では、生き生きとした迫力のある大合唱を体験できた。

 

(島根大学教育学部附属小学校ちどり合唱クラブ)

他校、他団体との学年差をこえた交流が持て、さらに著名な合唱指導者の指導を受け、合唱への意識の方向がより深いものになったように感じられます。これからの練習や発表に成果が得られると思います。(児童、指導者ともに)

島根演劇ネット【劇団あしぶえ】

 

ワークショップ(八雲小学校)

「表現力」ワークショップ(八雲小学校)

No.1

1分野・ジャンル

演劇

 

2実施状況

■ワークショップ

実施日時平成24年6月28日〜12月14日まで計13回

会場松江市立八雲小学校

参加者数71名

実施内容表現ゲーム、台本読み、劇の練習

・自分の思いを体や言葉で表現する楽しさを感じる。

・自分や友達のよさを見つけ、友達と協力して活動する喜びを感じる。

 

■公演

実施日時平成24年12月14日(金)

会場しいの実シアター

参加者数71名

実施内容今まで練習してきたことを生かし、協力し合って、自分の思いを体や言葉で表現する劇を発表する。

3効果及び成果

(松江市立八雲小学校)

○児童に変容が見られた。

人前で、声を出すことの抵抗が減った。

音読で気持ちを込められるようになるなど、以前より表現が豊かになってきた。

達成感を感じた児童が多く、他の課題にも生き生きと取り組めるようになった子もいた。

協力の大切さを知り、休み時間返上で道具づくりをするなど、遊びよりも優先して責任をもって仕事に取り組む様子も見られた。

友達が頑張っているところを見つけることができるようになり、仲間意識が強くなった。

 

ワークショップ(仁摩小学校)

「表現力」ワークショップ(仁摩小学校)

No.2

 

2実施状況

■ワークショップ

実施日時(1)10月3日、(2)10月17日、(3)10月24日、(4)10月31日

会場仁摩小学校多目的ホール及び体育館

参加者数児童:42名(4年生)、教職員:3名計45名

実施内容

(1):コミュニケーションワークショップ

8回ストレッチ、立つ・座る・ダッシュ、ジャンプしてニコッ等のコミュニケーションゲーム

(2)〜(4):表現ワークショップ及び劇づくり

劇中で使用するいろいろな表現方法(立つ、座る、歩きなどの動き)、発声練習、いろいろな役体験、場面づくり、通し練習など)

 

■公演

実施日時11月2日

会場仁摩小学校体育館

参加者数児童:42名(4年生)観客:本校児童161名、教職員20名、保護者及び地域の方約150名

実施内容本校学習発表会にてステージ発表(4年1組「三年峠」、4年2組「かさこじぞう」)

3効果及び成果

(大田市立仁摩小学校)

  • 役に応じた場の取り方や動き、言葉の選び方、強い声の発声法などについて具体的に学ぶことができた。
  • 登場人物の気持ちになって楽しく演じれば自然とはっきりした大きな声が出ること、それが見ている人に伝わることを実感できた。
  • みんなで心を合わせ、協力する楽しさとそれによって互いの気持ちが変わることを知り連帯感が生まれた。

 

 

表現・コミュニケーション授業(国富小学校)写真

表現・コミュニケーション授業(国富小学校)

No.3

 

2実施状況

■ワークショップ

実施日時平成24年9月26日(水)3年生:1,2時限目、4年生:3,4時限目

会場出雲市立国富小学校音楽室

参加者数3年生31名、4年生36名

実施内容・友達と「目」を合わせよう・友達と「協力」しよう

 

3効果及び成果

(出雲市立国富小学校)

  • 表情が豊かになり、大きな声を出して活動していた。
  • 普段おとなしい児童が、積極的に活動に参加していた。
  • アイコンタクトを意識するようになってきた。

島根県太鼓連盟

 

和太鼓ワークショップ(窪田小学校)写真

和太鼓ワークショップ(窪田小学校)

1分野・ジャンル

和太鼓

 

2実施状況

■ワークショップ

実施日時平成24年5月17日から11月16日まで計11回

会場出雲市立窪田小学校体育館

参加者数10名(3年生、4年生、6年生)

実施内容地元太鼓チームの持ち曲である、地域に伝承される田植囃子を基調にした「豊年太鼓」の演奏指導を受けた。

 

■公演

実施日時平成24年11月17日(日)

会場出雲市立窪田小学校体育館

参加者数児童63名、教員・保護者約100名、出演団体関係42名計205名

実施内容窪田小学校「ふれあいフェスタ」

 

3効果及び成果

(出雲市立窪田小学校)

  • 指導者が複数(地域外指導者と地域内指導者)であり、指導方法にも違いがあり児童に良い刺激となってワークショップ・成果発表とも元気良く取り組めた。
  • 太鼓連盟推薦チームの模範演奏は、児童がキラキラとした表情で鑑賞するとともに、太鼓の演奏技術並びに姿勢と迫力に感動していた。
  • 推薦チームが年齢の近い中学生のチームで、さらに児童の関心度が高まっていたと感じた。
  • 津軽三味線の演奏を直接聴くのは、初めての児童が多く興味を示していた。
  • 地元の太鼓チームは、ジュニアとの混成であり地元の郷土芸能の素晴らしさを改めて感じることができたと同時に、自分たちにもできると思えた。
  • 例年と違った「ふれあいフェスタ」であり、保護者からも技術の高い演奏に感銘を受けたとの声が多くあった。
  • TSKのワークショップ取材によりテレビ放送していただいたことは、市外にも事業のアピールができたことと指導者並びに児童にも良い刺激と経験になった。

 

島根県地歌舞伎連合会【出雲歌舞伎むらくも座】

 

極楽寺山門の場:大立ち廻り稲瀬川勢揃いの場全景

極楽寺山門の場:大立ち廻り稲瀬川勢揃いの場全景

1分野・ジャンル

歌舞伎

 

2実施状況

■ワークショップ

実施日時

(1)平成24年8月19日

(2)平成24年9月3日から10月22日まで6回

(3)平成24年10月29日

会場

(1)(2)出雲市立窪田小学校(会議室、体育館)

(3)スサノオホール

参加者数

(1)児童17名、保護者、17名、派遣者1名

(2)児童17名(2年生7名、3年生10名)、派遣者4名

(3)児童17名(2年生7名、3年生10名)、派遣者スタッフ4名

実施内容

(1)事業の趣旨説明、出雲歌舞伎の歴史と演目の解説、稽古日程説明

(2)立ち稽古

(3)公演(発表会)に向けての会場リハーサル

 

■公演

実施日時平成24年11月3日

会場出雲市佐田町スサノオホール

参加者数児童17名、派遣者スタッフ6名

実施内容第16回スサノオごっとこい祭り「スサノオの里芸能大会」での発表

3効果及び成果

(出雲市立窪田小学校)

      1. 出雲地方に伝承される伝統芸能を体験することにより、地歌舞伎の魅力を理解できた。
      2. 事業に対する参加者や保護者の理解を得、全行程を通し積極的に協力を得ることができた。
      3. 数人で一つの目的を達成することの、難しさと、成功したときの達成感を味わうことができた。

島根県高等学校文化連盟

 

舞台美術講習の様子舞台美術講習の様子2

舞台美術講習

1分野・ジャンル

舞台美術

 

2実施状況

■ワークショップ

実施日時平成24年12月14〜16日(14日は準備)

会場島根県立松江工業高等学校

参加者数大人18名(うち一般4名、県外から4名)生徒37名(うち県外から11名)合計55名

実施内容舞台美術ワークショップ

 

3効果及び成果

(島根県高等学校文化連盟)

  • 舞台大道具の作り方などは、なかなか専門的に習う機会がないので、生徒にも、顧問にも非常に貴重な体験になりました。
  • 尺貫法と舞台装置の基礎(講義)、平台と箱足の正確な作り方(実習)、パネルと人形立ての正確な作り方(実習)、シリコンを使った大道具の製作(実習)、本物に見せるペンキの塗り方(実習)等々、ちょっとしたコツで、実在感のあるしっかりとしたセットができあがり、感心しました。
  • 高校演劇の発表だけでなく、「市民参加ミュージカル」や「地芝居大会」等のように、地元の劇団や一般参加型の劇づくりをする機会が多くなっています。この点でも、今回、高校演劇だけでなく、一般の方、地元の劇団からの参加があったことは意味のあることだと思います。
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