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島根の史跡

古代出雲王稜の丘

王稜の丘タイトルバー

【お問合せ先】安来市教育委員会(電話番号:0854-23-3240)

 

出雲東部の四角い古墳

中海を見下ろす丘陵には、弥生時代から古墳時代にかけて古代出雲を代表する墳墓が数多く築かれています。

これらは「古代出雲王稜の丘」として公園整備され、散策できるようになっています。

 

王稜の丘空撮写真

 

造山古墳群・大成古墳

古墳時代前期の4世紀頃、大成古墳、造山1号墳、造山3号墳等の大型方墳が次々と造られました。

その後、6世紀には全長50mの前方後方墳である造山2号墳が造られ、多数の埴輪が出土しています。

敷地内にある造山公園では、これらの大型方墳や前方後方墳などが見学できます。

古墳の上に立つと、中海や島根半島が一望でき、国引き神話の世界に引き込まれます。

 

塩津山1号墳・塩津神社古墳

古墳時代前期に造られた方墳で、平野側の斜面を貼石で飾っています。

この古墳を含む塩津山公園は、山陰自動車道のトンネルの上に復元整備されています。

塩津山1号墳の下に位置する塩津山神社の横には、横穴式石室が露出しています。

 

仲仙寺墳墓群

古墳時代の直前、山陰では四角い墳墓の隅が突き出た不思議な形の墓が多く造られました。「四隅突出型墳丘墓」です。

安来第3中学校の裏山にある宮山公園では、宮山支群3号墳が復元整備され、隅が貼り出た様子がよくわかります。

仲仙寺8号墓・9号墓は、神塚団地の中に保存整備されています。

 


お問い合わせ先

文化財課

〒690-8502 島根県松江市殿町1番地(県庁分庁舎)
島根県教育庁文化財課
TEL 0852-22-5880 FAX 0852-22-5794 
E-mail:bunkazai@pref.shimane.lg.jp