令和７年度の文化財愛護活動顕彰の募集は終了しました。

　※なお、令和７年度は「文化財愛護事業助成」事業の募集は行いませんので、ご了承ください。

　令和７年１１月２２日（土）に、愛護活動顕彰表彰式を行いました。

　受賞者の

　・楫義行様（土江子ども神楽団代表）

　・山陰万葉を歩く会様（会長川島芙美子氏）

　上記１個人１団体へ、当協会の松本会長より表彰状と副賞が授与されました。

　「表彰は神楽の継承発展の力に！」楫義行

３００年の歴史があると言われる 土江子ども神楽ですが少子化の影響 により平成７年に途絶えていました。

毎年、正月３日に町内の子ども達 の元気な神楽を見てその成長を喜び 楽しんでいた機会が失われました。

灯の消えたような寂しさを何とかし ようと町内の老人会や子ども会、若者 会などの有志が立ち上がり、平成１２年 に復活することができました。

　以来２５年間、その代表として活動 に携わってきましたが今回、私がいた だいた表彰は復活当時、衣裳を手縫い してくれた老人会や子供達に神楽を進 めてくれた子ども会、運営を担ってく れた若者会など支えてくださった多く の方々がいただいたものであり、その 代表としての受賞と思い、皆んなと喜 びを分かち合いたいと思います。

そし て再び途切れることのないよう改めて 努力することを心に刻みました。

　 今度は、当会の活動に表彰して戴き、感謝申し上げます。

　当会は平成２５年度設立。

　石見・柿本人麻呂・伯耆山上憶良・出雲門部王・因幡大伴家持と万葉集に業績のある歌人が山陰に来ており、国司としての功績や山陰で詠んだ歌等を中心に研究し、見学会講演会開催して、山陰の地の顕彰をしています。県内外の会員と共に、奈良県・鳥取県・島根県各地を巡り、富山県高岡とも交流しています。古代からの山陰の良さを発掘し、万葉集を通して古代の人々の暮らしへの思いに心を馳せ、未来への展望に結び付ける活動をしています。

　子どもたちへの短歌活動や県外の方への山陰への見学会も行っています。

　令和の年号以降万葉集の面白さに全国的にも注目され、尚且つこの表彰を受けることができ、当会としても今後もこの活動に邁進致します。

　文化財の保護と文化財愛護思想の普及啓発を目的とした事業を積極的に行い、本協会の目的達成に多大な貢献をしたと認められる個人または団体に表彰状と副賞を授与する。

令和７年文化財愛護活動顕彰表彰式は

　令和７年１１月２２日（土）午後１時～松江テルサ１階テルサホール

　古代文化センターと共同開催の「島根の歴史文化講座」第３講にて執り行われました。

★これまでの顕彰受賞者はこちら(PDF:175KB)

★顕彰推薦様式はこちら(令和７年度版)(Word:47KB)

★顕彰要綱はこちら(PDF:202KB)

【連絡先/お問い合わせ先】

島根県文化財愛護協会

〒６９０−８５０２松江市殿町１番地島根県教育庁文化財課内

TEL:０８５２−２２−６７２５

FAX:０８５２−２２−６７２８