海岸事業・・・魅力ある益田の海岸を守る

三里ケ浜

 島根県益田市は、市の北西部を日本海に面し、長い海岸線のある町です。

一級河川高津川と二級河川益田川をはじめとする河川から流れてくる土砂によって、長い砂浜の海岸線が続いています。

また岩礁や岩場もあり、さまざまな景色のある海岸となっています。

 その中でも持石海岸にある長い砂浜は、「三里ケ浜」と呼ばれる名勝で、古くから

人々に親しまれています。

 下の写真の「観音岩」も、「三里ケ浜」にある景勝地で、海に沈む夕日に向かって

カメラを向ける人も多くいらっしゃいます。

 

観音岩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔観音岩の近くにて海に沈む前の夕日〕

 

高津川・益田川を望む海岸線

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔海にそそぐ川左側が益田川右側が高津川〕

 

飯浦港から東を望む海岸線

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔飯浦港から東に望む益田市の海岸〕

夏の顔・冬の顔

 5月の連休を過ぎるころから、8月のお盆まで、海は穏やかな姿(凪・なぎ)の日が比較的多くあります。

 しかしそれ以外の季節は、日本海の荒波が押し寄せて、しけが何日か続くこともあります。

 夏から秋の台風による波、冬の季節風による波、突然起こる地震による津波など。

 こうした自然の力で、砂浜や海底の砂が大きく移動したり、海岸線が侵食を受けることもしばしばです。

 

空港誘導路から東を望む7月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔なぎの持石海岸7月〕

 

空港誘導路から東を望む11月

〔空港誘導路から東を望む11月〕

 

 

海岸事業の整備方針

  1. 防護・環境・利用の調和がとれた海岸づくり
  2. 地域に親しまれる海岸づくり

・防護・・・海岸線沿いには、益田市と山口県萩市を結ぶJR山陰本線、国道9号といった重要交通網が平行していて、民家や事業所も立地しています。こうした私たちの暮らしを守ります。

・環境・・・古くから続いている、砂浜、岩礁といった豊かな海岸環境を大切にします。

・利用・・・海水浴や釣り、ジョギング、散策といった私たちの海との関わりを大切します。

海岸事業の事例

 

■越波被害を防止する【高潮対策事業】

 

 小浜海岸において、冬季波浪等による越波から、背後地の道路や民家等へ被害を防止するため、既設の人工リーフを嵩上げする事業を進めています。

 令和2年度には、応急対策としての防波フェンスを設置したところです。令和3年度からは既設人工リーフの嵩上げ工事を進めていきます。

 

・小浜海岸高潮対策事業(令和2年度から事業中)

 

 事業概要はこちら[pdf:295KB]

 

越波状況防風フェンス

 〔左側:小浜海岸越波状況〕〔右側:防波フェンス設置状況〕

 

■利用しやすい海岸施設を作る【海岸環境整備事業】

 

 海水浴や釣り、散策など、私たちが海を利用しやすくする施設を作りました。

 

・持石海岸海岸環境整備工事(昭和56年→平成22年)

海水浴

釣り人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〔海水浴〕〔海釣り〕

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