今日の御部ダムです。雨やくもりの日が続き、聞こえてくるセミの声とはうらはらに肌寒い感じがします。

御部ダムには、停電などで電気が止まった場合に備え、自家用発電機が設置されています。

ディーゼルエンジンの発電機は、停電を察知すると数十秒で発電を開始します。

この数十秒をワンポイントリリーフするのがUPS、無停電電源装置と呼ばれる施設です。

この日は、UPSの点検とバッテリーの交換が行われました。

これが、UPSの中にあるバッテリーです。ひとつ３キログラム、全部で３０個あります。

本体を分解して、部品を清掃しながら点検します。

役割を終えた古いバッテリーです。長い間ご苦労様でした。

バッテリー交換後、動作確認をしながら、組み立てて点検終了です。

UPS、無停電電源装置の活躍の場は、数十秒という短い時間の中継ぎですが、とても重要な施設です。