ダムのはたらき

1洪水調節

 洪水時に、ダム上流からの流水の一部を一時的にダムに貯めて、上流から下流に流れる水の量をダムにより調節し放流することで、下流の洪水被害の発生を軽減します。

洪水調節のイメージ図

図の出典:「よくわかるダムの管理1999(一財)水源地環境センター

 

 

【質問】ダムがあるとかえって洪水が起こるのではないですか?

【回答】

ダムは、河川を流れる洪水の一部を貯留し下流への洪水被害を軽減させる役目をもっています。

ただし、ダムの能カを超える大きな洪水が流入した場合には、ダムに貯留する容量がなくなり、このまま貯留するとダムの放流制御等ができなくなり、下流に危険を与えることになるため、ダムヘ流入する洪水をそのまま下流へ放流します(流入=放流)

洪水調節説明図(1):ダムへ流れ込む水量以上を、ダムから下流へ放流することはありません。

 

 

洪水調節説明図(2):洪水時にダムがない場合と比較して下流の河川の水位を下げることができる。

 

図の出典:「目で見るダム事業2005(一財)ダム技術センター

 

 

浜田ダムの洪水調節効果について

ダムと河川改修による治水効果

 昭和63年7月には、24時間雨量が399mmというかつてない豪雨に見舞われましたが、浜田ダムによる洪水調節と河道改修の効果により洪水被害を大幅に軽減することができました。

 

治水効果説明図(1):昭和63年7月豪雨での浜田ダムでの状況。最大時間雨量104ミリ。24時間雨量399ミリ。ダムへの最大流入量毎秒585立方メートル。ダムからの最大放流量毎秒279立方メートル。

 

治水効果説明図(2):浜田ダムによる洪水調節と河道改修の効果により、約1.7メートル程度の水位上昇を抑制し洪水被害を大幅に軽減することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2既得取水の安定化・河川環境の保全

川を流れる水は、人々の暮らしと深く係わっています。また、川としての形態や景観を創り出すものでもあり、水辺の生き物を育むなど、いろいろな機能を持っています。ダムは、川を流れる水量が少なくなったとき、貯めた水を放流して川が本来持っている流れをつくり、その機能を正常に保ちます。

河川が持っている機能とは、舟運・漁業・観光・塩害防止、河口閉塞の防止、河川管理施設の保護、地下水の維持、動植物の保護、流水の清潔の保持及び既得用水等の安定取水です。

イラスト:流水の正常な機能維持

3水資源の開発

生活水準の向上に伴い増加する生活用水や、生産活動に必要な農業用水など、ダムに貯めた水を効率よく利用します。また、私たちが欠かすことのできない電気も、その一部を水力発電で創り出します。

イラスト:水道用水イラスト:発電

4新たな水辺空間の創造

ダムの貯水池やその周辺は、水と緑のオープンスペースとして活用することで、レクリエーションの拠点としての機能を発揮します。また、動植物に対しても新たな棲息の場を与えます。

お問い合わせ先

河川課

〒690-8501 島根県松江市殿町8番地(県庁南庁舎)
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kasen@pref.shimane.lg.jp
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